ゴー宣DOJO

BLOGブログ
小林よしのり
2020.8.28 20:55日々の出来事

「お疲れさまでした」と言えるわけない

なんで首相が辞めたら「お疲れさまでした」と言わなきゃ
ならないのだ?

わしが望む日本には全然してくれない首相に対して、
なぜ感謝したり、労をねぎらわなければならないのだ?

ネトウヨが感謝するのは当然だろう。

わしはわしが望む国家ビジョンから大きく乖離した日本
を見て、悔しくてたまらんのに、病気で辞める首相には
同情しなければならんのか?
それもまた八つ墓村の同調圧力だろう。

グローバリズム、観光立国のせいで、新コロが入って来て、
パニックになってるのに、最後に指定感染症から外して
くれたら、感謝の言葉のひとつも贈ろうと思っていたのに、
失望・落胆で、脱力したぞ。

最後に戦後最大の経済苦境を残して辞めていく首相に、
よく「お疲れさまでした」なんて言えるな?
信じられんよ、まったく!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

INFORMATIONお知らせ