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小林よしのり
2020.8.25 11:53日々の出来事

コロナ禍はそう簡単には終わらない

分科会の尾身会長が指定感染症2類相当の運用を
見直す議論を始めるそうだが、これを「指定感染症
から外す」朗報だと受け取って、これでコロナ禍は
終わったと安心している者がいる。
そんな簡単なことではないだろう。

無症状者が病院のベッドを占有する問題を解決したい
のだろうが、コロナ脳で恐怖の縛りにあってるのは、
医療関係者ではなくて、国民である。

むしろ富岳のシミュレーションを持ち出して来て、マスク
の有効性を強調しだしたから、5000人以上のイベント
には全員マスクで、声援なしという「新しい生活様式」で
経済回そうという企みだろうし、コンピュータのせいで、
「マスク圧」はますます高まることになる。

夏の間もマスク、秋冬はインフルエンザも来るからマスク、
これでもう一年中、女性の顔が見られないことになる。
異常な世界が今後も続いていくだろう。
テレビで洗脳した1億人のコロナ脳の世界はそう簡単には
解けはしない。
街に出て、全員マスクをつけている間は、
コロナ禍は終わらないのだ!

『コロナ論』は今のところ売れているが、初版は書店から
消えてしまった。
2刷りが出回るのは9月5日くらいになる。
まだほんの数万分しか売れてない。テレビ関係者も読んで
ないだろう。
こんなんで世の中、変えられるわけがないじゃないか。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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