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小林よしのり
2020.8.14 10:23日々の出来事

「咳をしてはいけない」はマナーになるか?

今年はいまだに喘息が完治しない。
電話でしゃべり始めるとどうしても咳込んでしまう。
生放送や、道場で話すときも、喉がイガイガしてきて、
ついゴホゴホとやってしまう。
今年の喘息は特殊だ。

1月末、大阪から帰宅したあとに発熱・発症して、
喘息が併発したが、そのとき肺までやられちゃった
んじゃないかと思っている。
今は肺炎を自力で治してる段階ではないか?

新幹線の中で、一車両に5人くらいしか乗って
いなくて、距離がずいぶんとられているから、マスクを
せずに乗っていると、やはり時々咳込んでしまう。
その咳の音が、やたら目立つ。
車両に緊張感が漂う雰囲気で、本当に困る。

もはや新幹線や飛行機の中では、「咳をしてはいけ
ない」というマナーすら出来上がりそうで怖くてしょうが
ない。
喘息患者にとっては辛い日々である。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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