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小林よしのり
2020.7.29 07:32日々の出来事

「感染者」は増えていない

PCR検査で「曝露」しただけの陽性者が膨大に見つ
かっている。
「曝露」というのはコロナウィルスが喉や鼻の奥に付着
した状態で、あるいはコロナの残骸も陽性反応している
かもしれない。

PCR検査の陽性者は「感染者」ではない。
これからわしも「感染者」と「陽性者」をきちんと分けよう。

ウィルスが体内を移動して、細胞に付着し、侵入したら、
「感染」したと言える。

この細胞に侵入する前に、自然免疫が発動してコロナを
殺すから、なかなか発症しない。
「曝露」しただけの元気いっぱいの若者が、今は入院
させられてベッドを占拠し、医療従事者の手を煩わせ
ている状態なのだ。

日本で医療崩壊が起こるのは、重症者が増えるから
ではない。
元気いっぱいの若者が、ベッドを占拠してしまうからだ。

ニューヨークではPCR検査の陽性者は、「自宅療養」
だが、日本は入院させたり、ホテルを借りたりするから、
全く無駄に医療資源を浪費し、税金を使うことになる。
アベノマスクもPCR検査も税金の無駄づかいである点は
変わらない。

ウィルスが細胞に侵入し、「感染」しても、キラーT細胞が
発動して細胞ごと破壊するから大丈夫。
日本人はなかなか重症化しない。
「重症化した人がいるじゃないか」というのは単なるいちゃ
もんだ。
インフルエンザだって、その他の病気だって、基礎疾患
があったり、免疫力が落ちていたりしたら重症化するのだ。
コロナで重症化する人の割合は少ないのが実態だ。

「陽性者数」を「感染者数」と偽って発表するのはペテン
だし、こんなペテンに引っ掛かって、市中感染が拡がっ
ていると青ざめ、「会食5人まで」なんて馬鹿なこと言い
出した大阪の吉村知事にはガッカリした。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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