「ひるおび」に新宿区長が出ていた。
新宿区はホストクラブ専門のホットラインを作っており、
いまは検査に「協力していただく」という方法で検査数を
増やしているため、
埼玉のキャバクラや鹿児島のショーパブのように、
感染者の出た店を公表してしまうと、
協力してもらえなくなり、ますます感染者が潜伏してしまう、
だから店名公表は行わない、
そして、新宿のホストクラブやキャバクラになぜ休業要請を
出さないのかと聞かれると、
以前、新宿からの反社会勢力浄化作戦をやった時と同じで、
圧力をかけても、別の繁華街に移って営業をはじめてしまい、
時がたてば、また新宿に戻ってきて営業をはじめるので、
イタチごっこになるからだ、と言っていた。
すさまじいな。
「コロナ感染疑い」の新宿・夜の街で働く人々は、
なんと反社会勢力と同列に見られていたのか。
それから、やはり、新宿区ではコロナ陽性だった場合、
見舞金10万円を支給するらしい。
新宿区長は、初期に感染した新宿区の職員や病院関係者に
対する見舞金という意味なんだと説明していた。
番組側も「ああ、じゃあ検査受けて陽性だったら10万円
もらえるぞ」というのは誤解だったんですね~
とあっさり納得していたけど、
その政策が新宿の区議会に上程されたのは6月に入ってから
だから、やはり新宿ホストの検査数を増やすために考えたもの
と見なすのが普通ではないかと私は思った。
また、インターパーク倉持呼吸器内科の倉持仁医師が、
その建物の下水からウイルスを検出したり、
店員全員のつばを集めたものを提出してもらい、
それを検査して、陽性が出れば個別に検査するという
方法もあると区長に進言していた。
聞いた瞬間、オエーーーッとなった。
下水の検査をすれば、陽性者のいる施設がわかるというのは
モーニングショーでも何度か取り上げられていたけど、
そんなことうちのマンションでやられたら最悪だなと思う。
捨てたゴミを勝手に漁られて、「感染してますよ」と言われる
ようなものだ。
検査したがりの医者って、耳を疑うようなことをさらっと
言うから怖い。
昼食中だったけど、気持ちが悪くなって箸が止まった。