羽鳥モーニングショーの岡田晴恵やニューヨークの
病院で働いている医者や看護師が「ニューヨーク
の今の惨状は2週間後の東京だ。地獄になる」と
言っていたが、今日がその2週間後だ。
日本全国の死亡者数はこの4か月間で累計348名と
なった。東京の死亡者数は累計100名である。
圧倒的に少ない。
米国の死亡者数は53511名。
ニューヨークはいまだに1日367名の死亡者が出て
いる。
日本は4か月で死亡者348名なのに、ニューヨーク
は1日で367名なのである!
それでも、ニューヨークのクオモ知事が段階的に
経済活動を再開するそうだ。
コロナに対してあれほど断固とした抑圧政策をとって
いたクオモ知事でも、経済を崩壊させてはいけない
という政治家としてのバランス感覚は持っている。
ところが日本は1日14名とか、多くて30名の死者で、
経済崩壊への道を選択しているのだ!
完全にバランス感覚が狂っている。
今までの新自由主義的な医療費削減政策のせいで、
病床数が足らないとか、技師が足らないとか、ICUが
足らないという状態になっていて、それが医療崩壊の
危機を招いているが、この危機はそれだけではない。
マスコミがコロナの恐怖を煽り過ぎたために、保健所
の電話が繋がらなくなり、危機的な状態のコロナ患者
を死なせてしまったのが最近の50代の男性の例である。
マスコミがコロナ恐怖を煽り過ぎたために、コロナ対策
の最前線で戦う医師や看護師や技師の人数が不足して
しまうという現実もある。
医療現場のマスクが足らなくなるのも、恐怖を煽り
過ぎたせいだし、医療従事者の家族が偏見や差別に
晒されるのも、恐怖を煽り過ぎたからである。
恐怖は必ず差別に繋がる。
これは当たり前の事である。
政治家はこれらマスコミが洗脳して作り上げた大衆
の臆病さに影響されてはいけない。
経済の死は、人間の死である。
他国は数万人の死者が出ても、経済活動を再開する。
日本は他国に先駆けて、経済再開しても、まったく
構わないのである!
自粛延長は絶対に止めねばならない。
資本主義を守れ!