「何も対処しなければ42万人が死ぬ」という厚労省
の発表について、さすがに岡田晴恵は全面肯定できな
いらしい。
だが危機を煽るには効果的だから、擁護する論法を
考えた。
「今後、新型インフルエンザが出たら、17万人から
64万人が死ぬと厚労省は推計しているから、新型
コロナで42万人という数字も真っ向から否定すべき
ものではない」という詭弁だ。
「今後、新型インフルエンザが出たら」というのは、
「今までなかった毒性の強いインフルエンザが出たら」
という意味だろう。
そりゃあ、そうだろう。未知の強毒性のウィルスが
侵入する危険性は常にある。
だが、新型コロナはすでに見えているデータがある。
この時点で、今までのインフルエンザと大した違いは
ない。
2009年に新型インフルが出たときは、国内の感染者が
2000万人に達したが、コロナはそこまで行きそうにない。
わしはあくまでも「日本では」という限定を付けるが、
何も対処しなくても、新型コロナは42万人の死者
など出ない。
ただし、「医療崩壊」が起これば、かなりの死者も出よう。
医療崩壊が起こる危険性が出てきたのは、マスコミが
「恐怖」を煽ったからだ。
岡田・玉川は「愉快犯」だとわしは思っている。