日本の美点も汚点も見つめるWebマガジン
小林よしのりライジングVol.349
配信しました!
今週号のタイトルは
「お辞儀というナショナリズムで防御せよ!」
今日も飽きもせずにテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」は、新型コロナウイルス関連一色の番組を放送し、この世の終わりが来るかのように危機を煽っている。
だが、同番組にはここ数日、微妙な変化が感じられる。
パンデミックの中心地となっているヨーロッパや、過剰な対策を次々に打ち出しているアメリカなど、海外の情報にやたらと時間を費やすようになっているのだ。
最も重要なのは日本の状況のはずなのに、なぜ海外のことばっかりやるのか?
本当は、日本は新型コロナなんか大して流行っていなくて、取り上げることがなくなって来たからじゃないのか!?
少なくとも身の周りの生活実感からは、そうとしか思えない!
それぞれの国には、それぞれの事情がある。
日本では新型コロナ被害が深刻にならない理由があるのではないか?
泉美木蘭のトンデモ見聞録は
「女性議員を増やすにはなにが必要か?」
先日のゴー宣道場でも、「女性が輝く時代」が来るのを阻んでいるものは何なのか、詳細なデータで分析したもくれんさん。
今回はさらにそれを受けて、特に日本のジェンダーギャップ指数順位を大幅に押し下げている政治の分野について、具体的にどうすれば政治の場に女性議員が増えて、「女性指導者、当たり前」の時代が来るのかを、様々なデータに基づいて考察する!
【今週のお知らせ】
※「ゴーマニズム宣言」
…メディアの中で言ってることと身の周りの現実があまりにも異なって、困惑してしまうことは度々ある。現在、メディアはまるでこの世の終わりでも来るかのように、毎日毎日ほとんど全時間を費やして、コロナの危機を煽っている。しかし、「パンデミック」という割に、自分の身近には新型コロナに感染した者など一人もいないというのは変ではないか?日本では新型コロナなんか、大して流行っていないとしか思えないのだ。“現時点で緊急事態を宣言する状況ではない”日本と、感染が拡大し深刻な状況の外国と、果たして何が違うのだろうか?
※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」
…今月13日、ギリシャで初の女性大統領エカテリニ・サケラプルロ氏が就任した。サケラプルロ氏は憲法の専門家。ギリシャは男女の賃金格差やDV問題に苦戦してきたようだが、これを機に大きな改善が期待されるという。日本ではどうすればもっと政治の場に女性議員が増えて、「女性指導者、当たり前」の時代がくるのだろうか?
※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!
コロナウイルスの影響で経済縮小…今こそ消費税減税をするべきでは?
「過剰反応」か「どっしり構える」か…どちらがコロナウイルスの混乱期にとるべき態度?
ジェンダーギャップ指数には各国の国柄や国民性という視点は含まれているの?
「個」が強い読者と「個」が弱い読者、どう受け止めている?
先生自身、どうしても「私」が出てしまうことってある?
「女らしさ」とは後天的なもの?先天的なもの?
そもそも「党議拘束」って必要なの?
…等々、よしりんの回答や如何に!?
【今週の目次】
1. ゴーマニズム宣言・第365回
「お辞儀というナショナリズムで防御せよ!」
2. しゃべらせてクリ!・第306回
「ひとりパンデミック! 緊急事態宣言してもいいコロナ?の巻〈前編〉」
3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第159回
「女性議員を増やすにはなにが必要か?」
4. Q&Aコーナー
5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
6. 編集後記