中四国ゴー宣道場、お疲れさまでした。
コロナの影響なんのその!
今回は会場に余裕をもうけるために、やむなく当選者数を抑えて
開催したものの、欠席者は少なく、しかも、集まったみなさんは
エチケットとしてのマスクを着用しながらも顔色の良い健康な状態
であることが一目でわかる人々ばかり。
気合の違いを感じました。
しろくま隊長率いる中四国設営隊の徹底した準備体制で、
入口ではアルコール消毒や、マスク配布など対策はもとより、
会場の設営も完璧!
これまでの道場にないお洒落な会場で、最後まで集中力が途切れる
こともなく、むしろ「時間が足りない!」という濃密さで議論が
できたと思います。
大成功です。本当にありがとうございました。
女性の活躍のためには、女性がリーダーとして社会を引っ張って
いくという意欲を燃やさなければなりません。
しかし、男尊女卑への嫌悪感を示しながらも、
一方では、現状維持のまま安住することを選びたがってしまう。
責任あるリーダーの地位になって、変えていこうと考えたり、
そのために戦おう、突破しよう、努力しようという女性は
かなり少ない……。
無自覚の男尊女卑に甘んじることに、実はうっすらとした
自己蔑視のような感情を帯びており、いま一歩突破していけない、
そんな日本の女性の実情が思い浮かびました。
議論を通して、私自身、まだ大きな「男社会の枠」を完全に
把握し切れていないところがあったなと自覚するところがあり、
フェミニズムからの学びとともに、視野がすこし広がる感覚を
おぼえました。
イザベラ・バードが驚愕した蟄居女性のセリフのようなものが、
実は、今の日本の日常の会話のなかにもあるのでは?
これではいかんわ。
道場がはじまる前から、自分の集めたデータを見ながら、
「こりゃいかんわ」と思っていたのですが、
道場終了後は、ますますそう考えるようになりました。
かと言って、「反天皇」の左翼思想と結託したフェミニズム
では話にならない。
また、男性上司が女性部下を厳しく叱責すると「パワハラ」とか
「ミソジニー」とか言われるような状態でも話にならない。
やはり、全国で女性のリーダーが活動する「ゴー宣道場」でこそ、
真の女性の時代への道を切り拓いていく議論ができるのでは
ないでしょうか。
なお、冒頭にご紹介した男女の意識調査や、各調査データは、
次回配信のライジングに掲載します。
改めて、日本の実態について考えてみていただけたらと思います。