『慰安婦』(幻冬舎)
感想のご紹介です!
いわゆる「従軍慰安婦問題」の時は自分はまだ「ゴー宣」を読んでおらず、後から過去回としてさかのぼって読みました。ひととおり読んだことはあるのですが忘れている部分も多かったです。こうやってそのテーマだけで1冊にまとめていただけると、従軍慰安婦問題がどういう経緯で発生し、どのように広がっていったのか、また、先生がどのように激しい戦いをされてこられたかということが非常に整理されて頭に入ってきます。
描き下ろしの第一章を読んで、20年以上前に先生が論破したはずの慰安婦問題を、また左翼が再燃させようとしていることに対する危機感から、この本の出版を決断されたのだということがよくわかりました。今もそうですが、この先の未来に、なぜ日本がこれほど「慰安婦」や「性奴隷」の問題でバッシングされるのかと疑問を感じた人々が、これを読めばそうなってしまった経緯、そしてそれは冤罪であると言うことがよくわかるはずです。また、それらのバッシングに論理で対抗するための知識を得ることのできる本であるとも思います。
しかし通して読んで改めて、左翼の日本を貶めることに対するすさまじい執念に呆れました。歪んだ正義を振りかざし、自分の気に入らない国や人を貶めるためならどんな卑怯なことでもするというこの姿勢は、今話題のアンチ問題にも通じる気がします。アンチなんて小物はほっといてもいいでしょうが、国や祖先の名誉を貶めようとする連中とは、徹底的に戦わなくてはいけませんね。
願わくば日本だけでなく、この本が韓国やアメリカなどでも読まれたらいいなと思います。翻訳して出版してくれないかなあ。
韓国で出版されたら、また焚書とか、入国禁止とか言われたりして^^;
(シュウさん)
この本は懐古趣味で過去を振り返るためではなく、
歴史を未来に伝えるための本です!
それにしても、自虐史観左翼への反感から生まれたのがネトウヨで、
さらにネトウヨへの反感から生まれたのが劣化左翼のカウンター集団で、
ひたすら右と左で劣化のしあいをしている現状は情けない限りです。
だからこそ、正しくバランスの取れたナショナリズムを考えるためにも、
『慰安婦』は今こそ必要な本といえるでしょう!