辻元清美が「鯛は頭から腐る」「おまえが腐ってるから、
おまえが辞めるしかないんだよ」と安倍首相に面と
向かって言い放った。
首相は「意味のない質問だよ」とヤジで言い返した。
面と向かって罵倒されたので、不愉快だったのだろう。
良識的知識人は、首相は何を言われても我慢するしか
ないと批評している。
良識的にはそうだろう。
安倍首相は週明けに謝罪するらしい。
だが、辻元の「罵倒の最後っ屁」で質問を終える手法は、
見てて後味が悪い。
あくまでも質問者の「主観」であり、有権者の全てがそう
思っているかどうかは分からないのだ。
現に安倍政権は支持率が大して落ちないし、野党の支持率
は圧倒的に落ちている。
野党は頭から尻尾まですでに腐ってるじゃないかと思う者
だって多いのだ。
こういう国会の質疑を無意味だと圧倒的多数の若者が
思うから、若者はむしろ「独裁」を望むのである。
そういう風潮を野党は全然考慮しない。
辻元の質問方法は古い。
かつて青島幸男が佐藤首相に「財界の男妾か」と罵倒し
たことがあったが、あれを思い出す。
辻元は青島だぁ―――!と言いたくなる。