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トッキー
2020.2.15 15:38新刊情報

『慰安婦』…わしは全く恐れてない。もともと自己は滅却しているのだから。

『慰安婦』(幻冬舎)
好評発売中です!!

 

慰安婦問題での熾烈な戦いが繰り広げられていた真っ最中の1997年3月。
よしりん先生は単行本『新ゴーマニズム宣言3巻』のあとがきに、こう書いていました。

 


 

 従軍慰安婦……陰惨とセンチメンタルが張り付いたこの問題に関わって、あまり得になることなどない。正確に言えば、軍慰安婦、戦場慰安婦というほどの彼女たちを、娼婦や売春婦という言葉を使って説明することすら、タブーとして押し込められた現在の世の空気に挑戦して、結局「悪人」のレッテルを貼られるのはこっちである。まして思想の問題として語るには、あまりにも矮小で、公で語るに忍びないという羞恥心さえ起こさせる。それだけに、われこそは高尚な知識人であり、思想家であると構える気取り屋どもは、この泥沼のような問題に突っ込んでいくことをためらうこと当然であろう。汚濁にまみれて帰還したときに、自ら染みついた汚れを払えるかどうかは、ひとえにその者の器量による。あえて言ってのけるが、わしは全く恐れてない。もともと自己は滅却しているのだから。

 


 

本当は、『慰安婦』にも収録したかった名文です!

あの時、慰安婦について語ることにはリスクしかありませんでした。
小利口な知識人は、「そんなことは論ずるに足る問題じゃない」と高みに上りました。
そんな中でよしりん先生は泥まみれの戦いに自ら飛び込んだのです。
それが公のために必要な戦いであり、「もともと自己は滅却しているのだから」

 かっこよすぎる…

そんな戦いの軌跡を1冊に集大成したのが『慰安婦』です!
これは、一度読んだら用済み・読み捨ての作品じゃありません!
これこそ表現者の魂が込められた、歴史に残すべき一冊なのです!!

 

第1章 /「反日」が原理の国
第2章 /おそるべき慰安婦問題の反響
第3章 /心からの謝罪の無意味
コラム 慰安婦は「従軍」ではない
第4章 /老若男女・慰安婦問題、大論争
第5章 /戦場の性欲とフェミニズム 第6章 弱者という聖域に居る権力者
第6章 /弱者という聖域に居る権力者
評論 兵士体験記、「謝罪派」証言集から読む慰安婦たちの実生活大検証(時浦兼)
第7章 /43団体の言論封殺にわしは屈せぬ 第8章 朝ナマで見た凶暴な善意のファシズム
第8章 /朝ナマで見た凶暴な善意のファシズム
第9章 /わしは広義の強制連行による漫奴隷だった!
第10章 /右翼のレッテル貼をする女性に感謝
第11章 /ゴー宣版・従軍慰安婦資料集
第12章 /「従軍慰安婦」の真実
第13章 /慰安婦問題の歴史1「慰安婦問題」ができるまで
第14章 /慰安婦問題の歴史2「河野談話」はこうしてつくられた
コラム 河野談話には何が書いてあるか?
第15章/ 過去を裁く現代人の奢り
コラム クマラスワミ報告書はどうつくられたのか
第16章 /慰安婦問題の歴史3 日本を「性奴隷国家」にした者たち
コラム 左翼プロパガンダ映画『主戦場』の罠に嵌る右派論客(時浦兼)
第17章/ 20世紀の女性の人権侵害とは「性奴隷」である
コラム 風俗で働く女性は“搾取”されているのか?
第18章/慰安婦像は神聖不可侵じゃない
最終章/反日種族主義と戦え!

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