大変お待たせしました!
小林よしのりライジングVol.344
配信です!!
今週号のタイトルは
「リベラル左翼の人権真理教は通用しない」
ここのところニュースは連日新型コロナウイルス一色!
死者数が500人に迫り、世界の感染者数は2万5000人に近い。
日本と香港では何千人もがクルーズ船内で足止めされるなど、日々新たな事態が報道されている。
発生からここまでの経緯を見てみると、やはり致命的だったのは初動の対策の遅れ。
中国当局は当初事態を隠蔽しようとして、その間に発生地の武漢市からは1100万の市民のうち500万人が市外に脱出してしまった!
「封じ込め」は完全に失敗、ウイルスは中国各地に広がっていると見るべきで、そうなると危機管理上「中国人は当面、全面入国拒否すべきだ」という主張が出てくるのは当然である。
ところがこれにリベラル左翼は、差別になる、ヘイトにつながると猛反対するのである。
ではどうやって感染を食い止めるべきだと主張しているのかというと…これがとんでもないお花畑提案!!
「人権尊重」「差別反対」は、非常事態においても厳守しなければならないような絶対価値ではない!
泉美木蘭のトンデモ見聞録は
「『朝まで生テレビ』に集合した女性議員たち」
すっかり関心を失っていた「朝まで生テレビ」。
「男女格差」がテーマだというので録画して見てみると…?
パネリストは、自民、公明、立民、国民、維新、共産各党の女性議員、そして国際政治学者・三浦瑠麗、テレビ朝日報道局経済部長・藤川みな代、産経新聞論説委員長・乾正人、米国人タレントの「パックン」ことパトリック・ハーラン。
そもそも、なぜ女性議員ばかり集めたのか?
男女格差は、女性だけの問題ではない!
番組では女性議員ならではの苦労はわかったし、「私は、今こう考えています」という発表は聞けたが、深い議論にまでは至らなかった。
それ以前に、問題のある発言が次から次! 特に、女系天皇に関する意見が無残の一言!
これでは、女性の地位向上など進みはしない!
【今週のお知らせ】
※「ゴーマニズム宣言」
…「人権尊重」「差別反対」といった価値観は、いついかなる場合も死守しなければならないような、絶対的価値であるとは限らない。それくらいの認識は、大人だったら持っておくべきである。
中国湖北省の武漢市で発生した新型コロナウイルスは、ついにWHOが緊急事態宣言を行うまでに至った。この期に及んでも、中国人観光客が新型コロナウイルスを運んでくることを警戒するのは「ヘイト」になるとリベラル左翼は主張するが、とんだお花畑脳である!!
※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」
…昨年末に発表された各国の男女格差を比較する「ジェンダー・ギャップ指数」、日本は比較対象の153か国中121位。特に政治分野での順位は144位で、ワースト10入りである。
1月31日(金曜)放送の『朝まで生テレビ』では「男女格差」をテーマに、各政党の女性議員、そして国際政治学者・三浦瑠麗、テレビ朝日報道局経済部長・藤川みな代、産経新聞論説委員長・乾正人、米国人タレントの「パックン」ことパトリック・ハーランというメンバーで議論が行われた。
女性議員を主とした議論で見えてきたこととは?
※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!
選択的夫婦別姓の必要性って何?
「不倫は社会的に抹殺しろ」という空気が強くなっている理由は?
「慰安婦」の表紙のよしりん少女像の実寸は?
なぜ、強姦と言う言葉を使わないで、レイプという言葉を使うの?
『男はつらいよ』のどんな点に魅力を感じている?
永久脱毛って必要?
…等々、よしりんの回答や如何に!?
【今週の目次】
1. ゴーマニズム宣言・第359回
「リベラル左翼の人権真理教は通用しない」
2. しゃべらせてクリ!・第301回
「ばぶぶぅ… ぽっくん赤ちゃんのやり直しぶぁい!の巻〈後編〉」
3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第154回
「『朝まで生テレビ』に集合した女性議員たち」
4. Q&Aコーナー
5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
6. 編集後記