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泉美木蘭
2019.11.25 22:21日々の出来事

3DCGの映画

ライジングにディズニーのキャラクターについての論考を
書こうと考えて、ならばその前に『アナ雪2』を見ておこう
と思って朝一番の回で行ったんだよ。

で、あっりゃあああと驚いて、見終わって、
エレベーターに乗り込んだら、さっそくスマホの着信音を
『アナ雪2』のテーマソングにしてる人がいてね。
乗ってる人みんなそこそこの中年だし、
おいおい、誰よ、いい年してかぶれるのが早いよ、
なんて思ってたら、

 

私のスマホだったよね。

 

エレベーター待ってる間に、『アナ雪2』の作品情報を
見ていて、うっかり予告編動画のボタンを押してたみたい。

「これは違うんです! いまから帰宅してすぐ原稿を書くので、
そのための基本情報を収集するべく閲覧しただけなんです!」

って全員の胸倉掴んで必死で言いたかった。

恥ずかしかったわ……。

『アナ雪2』は、みんな前回よりも顔が成長していて、
しかも親子・姉妹できちんと顔が似ていて、
でも、それぞれ違う顔というのがすごいなあと思った。
実写の映画だと俳優がやるから、そういうのはないけど、
CGだとこういうことができるのね、と。

私は3DCGがすごく苦手なんだよね。
昔、弟がやってる3DCGのゲームの画面を見ていて、
車酔いするような感覚になって、吐いたことがあるから。
あれ、なんでなんだろうなあ……。
だからヒーローもののリアルなCGの映画は怖くてほとんど

観てないんだけど、『アナ雪』は大丈夫だった。
『シュレック』も大丈夫だった。
でも『トイストーリー』は危うかった。
『アベンジャーズ』もかなり危うくて目をつむってた。

3DCGにはなにか独特の刺激があるのかね。

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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