令和の「四大行幸啓」の1つは「国民文化祭」。
これが令和から新しく加わったので「四大」となった。
平成時代には皇太子のご公務だった。始まったのは昭和61年から。
この時には、まだ皇太子にもなっておられなかった天皇陛下が、ご隣席。
以後、平成に入ると皇太子としてお出ましになった。天皇陛下にとっては、第1回からずっと関わって来られた特別な行事でもある。
平成29年からは「全国障害者芸術・文化祭」と合同開催されている。
天皇陛下のご即位と共に「天皇のご公務(象徴としての公的行為)」
に格上げされた。これは従来、国内最大のスポーツの祭典である国民体育大会が
天皇のご公務とされて来た事実に照らし合わせて、極めて適切な扱いだろう。
国民文化祭は国内最大の「文化の祭典」と言うべきイベントだからだ。
陛下の高いご見識を感じさせる。ちなみに今年は9月16日に新潟県・朱鷺メッセで開催された。
令和の「四大行幸啓」は、日本人にとって取り分け重大な分野を、
殆ど網羅していると見る事が出来よう。【高森明勅公式サイト】
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