小林先生とケネス・ルオフ氏の対談本
『天皇論「日米激突」』読了。
ものすごくあれこれ考えながら、
言葉をかみしめながら読んでいたので
時間がかかってしまったけれど、
さわやかな読後感があった。
後半、昭和天皇の戦争責任や
靖国神社のことなど、ディープな議論が
交わされていく。
二人が、まずは相手の言い分を
受け止めようとしている姿勢が
とてもよく伝わってくる。
物事の事象を考えるときには、
こうした多面的な照射が絶対に必要だ。
自分の思考だけでは凝り固まってしまうから、
それを活字で読めることは有り難い。
外国人の目からみた靖国とか神道とか、
へええ、と思うことばかり。
ルオフ氏の研究者としての誠実さは
むちゃくちゃ好感がもてる。
スタバの抹茶ティーラテが好き、
というのも、なんかとってもチャーミング。
ルオフ氏をお招きして開催される
20日のゴー宣道場、今日が応募締切日!
良質な議論を、ぜひナマでご覧いただきたいと
思います!
第84回ゴー宣道場
「天皇論『日米激突』」
ゲスト:ケネス・ルオフ氏
10月20日(日曜)14時~
東京「人事労務会館」(品川区大崎)
https://www.gosen-dojo.com/event/21651/