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トッキー
2019.10.7 21:16メディア

性犯罪被害者への偏見を払拭する大きな一歩に

週刊SPA!10月8日号掲載
ゴーマニズム宣言第60章
『レイプの責任は女には一切ない』
感想のご紹介です!

 


 

遅くなりましたが、第60章「レイプの責任は女には一切ない」の感想です。

実は、今まで自分も、レイプ被害者に隙があったのではと、思っていました・・。
強盗の被害者を例に出され、説明をして下さったことで、やっとそれが間違いであったことに気が付きました。確かにそうだとしか、言いようがありません。
何でこんな明確な間違いに、今まで気が付けなかったのか・・。恥ずかしい・・。恥ずかし過ぎる・・。

レイプのイメージとして、見ず知らずの人にいきなり襲われる・・と、いう件がありましたが、今まで、事件として報道されている内容からすると、通り魔的な犯行という印象が強かったからなのでしょうか。
性暴力の被害者で、被害を誰にも相談しなかった人は、56.1%という数字にも驚きました。報道されているのは、本当に氷山の一角なのでしょうね。顔見知りの犯行であれば、人間関係等も考えてしまい、余計、公にはし辛いでしょう。
被害者が、自分も悪かったとか、自分さえ我慢すればとか、なかったことにしようとか、その様にしか考えられない気持ちも、痛いほどわかります。

それにしても、小川氏の主張には、怒りを通り越して呆れ果てます。
散々、伊藤詩織さんを誹謗中傷した挙句、「二人で勝手に喧嘩でもしておけばよいだけの話である」って・・。
じゃ、最初から、この事件に首を突っ込んでくるなって話です。
Y氏を庇いたい一心なのでしょうが、墓穴を掘っているだけですよ。
傍から見ていると、二人とも生粋のバカにしか思えません。
このまま、Y氏、A氏と共に、自滅してくれると良いのですがね。

今、伊藤詩織さんは、性被害者に向けられる、様々な偏見と闘っているのだと思います。
心から敬意を払うと共に、「レイプの責任は女(被害者)には一切ない!」という認識を持ち、その理由も、きちんと説明できるようにならなければならないと思いました。

今まで、性被害は、感情的に取り上げられることが多かったように思います。
ですが、男性である小林先生が声を挙げて下さったこと、論理的に説明して下さったことは、大きな大きな一歩になると思います。

最後になりましたが、小林先生、よしりん企画の皆様方、描いて下さって、本当にありがとうございました。
明日発売のSPA!も、楽しみに楽しみにしています!
(ハルさん)

 


 

被害者の「自業自得」だとか「自己責任」だとか思えたら、事件のニュースなどを聞いても心苦しい思いをしなくて済む…なんて感覚が自分の中にもあったことは、正直否めません。
「レイプの責任は女には一切ない」
これを絶対に国民の常識にしなければなりません。
「合意の有無だけが問題ではない」とか言い出す奴は、レイプ犯の友として白い目で見られる世の中にならなければいけないのです!

トッキー

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