月刊WiLL11月号掲載
『ゴーマニズム宣言』
「少女像は神聖不可侵じゃない」
感想を今週もご紹介していきます！

SPA！の掲載中止を知ったとき、掲載を
止めるなんてどんな内容なのか読みたい
欲求に駆られました。
次にWILLで掲載されると知ったとき、
発売日が訪れるのが待ち遠しかったです。
発売当日に雑誌を買って読んだ第一印象は
拍子抜けでした。

自分の中で歴史的名作を読めるんじゃないかと
作品に対する期待が否が応でも高まったせいも
ありますが、いつものように楽しく読めず、
モヤモヤしたものが残りました。

慰安婦問題の中心とされる元慰安婦らの
実情を風刺で掲載中止なら、安倍夫妻の
風刺漫画も掲載は止めるべきだったのでは
ないでしょうか。あっちの方が何倍も笑える
内容でしたし。

これで掲載中止を決めたSPA!の自縄自縛は
相当なものなんだろうなと可哀想に思う反面、
もう少し強かさとずる賢さを身に着けないと
いけないんじゃないかと思いました。

もし抗議がきても、幾万の抗議・避難に
晒されても戦ってきた百戦錬磨の
よしりん先生がいるんだから助言なり
協力を仰ぐこともできたろうし、
場合によってはよしりん先生を矢面に・・・。

最後は冗談ですが、よしりん先生だって
自分の作品に関わることですから、協力は
惜しまないはずです。

SPA！編集部には作品が気持ち良く読めるよう、
頑張って欲しいです。

モヤモヤは一昨日発売のおぼっちゃまくんで
解消されました。老夫婦のトンデモぶりが
おかしくて仕方なかったです。
（佐々木さん）

モヤモヤなしで読んでいただければそれが一番だったのですが、もはやそんな状態を呼び起こしたこと自体も、この作品の一部となった感もあります。
明日発売のＳＰＡ！掲載の「ゴーマニズム宣言」は
『なぜ掲載不可なのか？』と題して、ついによしりん先生が自ら、ＳＰＡ！誌上において、今回の問題について描きます。絶対お見逃しなく！

あと、小説幻冬の『おぼっちゃまくん』もお忘れなく！
こっちも大傑作なんだから！