子供を政治的主張のプロパガンダに使う大人の良識を
疑う。
『民主主義という病い』(幻冬舎)でも描いたが、
古代ギリシャの直接民主政の頃から、年配者が若者に
媚びて堕落していく現象をプラトンが憂いていた。
国連で顔を歪めて大人への憎悪を振り撒く少女を英雄
あつかいする左翼マスコミはおのれの罪の深さになぜ
気づかないのだろうか?
二酸化炭素の増加が地球温暖化に繋がるという仮説は、
まだまだ信じることは出来ない。
地球温暖化を主張する科学者のホッケースティック曲線
はデータの改ざんであり、中世の地球は今と同じくらい
熱かったという説の信憑性はかなり高い。
CO²に関係なく地球は温暖期と寒冷期を繰り返している
のであり、仮説を妄信した純粋まっすぐな少女を英雄視
することの危険性を大人は考えた方がいい。
経済成長を目指すなというのは、日本のような少子化に
向かう国では一理ありかもしれないが、世界はまだ発展
途上の国々がいっぱいあり、人口増加にも歯止めがかか
らない。
そういう国の人々には間引きを進めるつもりか?
小泉進次郎は親父に似て、熟慮なしで感覚だけで語る
政治家だが、環境大臣が国際会議に出席するときに、
「ステーキを毎日食いたい」と迂闊に話すのは笑える。
しかし、牛のげっぷまで警戒しなければならないのも
うんざりする。
環境破壊に居直ってはいけないが、ヒステリーになる
のだけは勘弁してくれ。
やっぱり「セクシー」に議論しようぜ。