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高森明勅
2019.9.16 06:00皇室

上皇后陛下のご手術

9月8日、上皇后陛下には乳癌のご手術をお受けになった。
その前後のご様子。

「上皇后さまは7日、左胸の乳がん手術のため、東大病院(文京区)に入院された。
ご手術は8日に行われ、約4時間で終了。
転移やがんの広がりはみられなかったという。
手術の前後には上皇さまと長女の黒田清子(さやこ)さんが見舞い、
上皇后さまに声をかけるなどして支えられた。
上皇后さまは9日には食事を取り、歩けるようになるなど経過が順調だったことから、
10日に退院された。
病院を出る際には、病院長らに『ありがとうございました』と謝意を示された。
今後、1、2週間後にホルモン治療など最終的な治療方針が決まるという。
側近によると、上皇后さまは入院中から台風15号の被害を気にかけ、
退院後も停電などで不自由な生活が強いられている住民がいることを
案じられているという」
(産経新聞9月14日付、「皇室ウイークリー」より)

上皇后陛下はこのところ、ご手術が続いておられる。
一先ず安心。
ご入院中から台風被害を案じて下さっていた。
畏れ多い。

【高森明勅公式サイト】
https://www.a-takamori.com/

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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