ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2019.8.1 11:38日々の出来事

ヨシダ・ナギに対する猜疑心

トッキーが書いてくれてるが、わしも昨日の「クレイジー・
ジャーニー」のヨシダ・ナギには失望した。
中国政府と、アイヌ協会に見事に騙され、洗脳されて堂々と
しゃべっていた。

中国政府が少数民族を手厚く保護しているとプロパガンダ
するために選ばれたチベット人を紹介し、近代化されすぎて、
撮るものがないからウサギの頭を食ってる光景を映すという
安易すぎる放送にバカバカしすぎて笑ってしまった。

さらに酷いのがアイヌ民族!
まるで今もあんな格好で、アイヌの生活をしている人たちが
いるのかと、視聴者を騙してしまう愚劣な放送だった。
シャケ皮の靴なんか、その場で作って、靴下はいてその靴を
履いてるのだから、話にならない。
あの写真に写った人物が、コタンに帰宅するかどうかを、
テレビカメラで追わねばならなかった。
普通に日本家屋か、マンションに帰っていくはずだから。

最低でも、昔はこんな格好をした人がいたが、今はいないと
紹介しなければ、視聴者を騙すことになる。
あれは放送倫理規定に違反しているのではないか?

それより問題なのは、これでわしはヨシダ・ナギに対する
信頼を失くしてしまった。
写真自体が異様にきれいに着色したファンタジーのような
作品だから変だと思っていたのだが、存在しない少数民族
をねつ造していたのではないか?と疑ってしまって、もう
眉に唾つけて見るしかなくなってしまった。

自分の名誉を貶めることをするんじゃないよ!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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テーマ: ゴー宣DOJO in広島「原爆の悲惨さはなぜ伝わらないのか?」

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