今日は午後に元ネトウヨとの座談会がある。
泣かしてしまうかもしれんので、嗚咽の表現をどうするか、
ライター氏は考えてほしい。
(嗚咽)と書くか、「ぐふっ、うぐぐぐ・・」と書くかだ。
わしは今、『おぼっちゃまくん』のコンテだが、かつてない
どん詰まり状態で、さっぱり描けない。
だが、このままだと間に合わなくなる。
たった16ページにストーリーを詰め込もうとしてるから
ダメなのかもしれない。
ギャグだけで連結していく描き方に転換して、コンテを2p
か4pづつでも仕事場に送って行こうと思う。
とにかくペン入れに着手しないと間に合わない。
ギャグ漫画を描く苦しさはどうせ誰にも分からない。
しかし、『おぼっちゃまくん』単行本の愛読者カードに
「本当にパワーアップして帰って来たと思っています。
笑いはもちろん、隠されたテーマで考えさせられる充実
した一冊でした」という感想があった。
「とっても楽しいご本でした。読むと元気が出てくるので、
枕元に置いておきたいです。出てくる子供が、み~~んな
可愛いですね。脇役の子でも可愛い。とくにレラちゃんが
もうめっちゃ可愛らしいです。ちっちゃくてコロコロモコ
モコしていて、幸せになってほしい」という感想もあった。
こういう感想を言われちゃ、どんなに苦しくても描こう
と思ってしまう。
いつか「小林よしのりは60歳過ぎてもまだギャグ漫画を
描いていた」と言われる日が来るだろう。
「しかも鋭い政治・社会評論の漫画と共に」と評価される
はずだと信じ込んで描くのだ。