早速『よしりん辻説法』の
感想が届きました!
今日発売の辻説法は全く凄い。
テレビのコメンテーター玉川さんの意見を紹介しながら、少し厳しめの(この厳しさこそが実は本物の優しさなのですが)見解が描かれています。
特に、子育ての失敗の責任を取った親の子殺し事件についての話は唸りました。
私自身も3人の子育てをしている親であり、この、親の子殺し事件は様々な感情が心に沸いていたのです。
「子供時代に親から支配されていた事への仕返しをしている」
という、引きこもりカウンセラーの方のご意見は、納得するものです。
私が思春期の頃にいた、いわゆる不良と言われていた友人達は、その殆どは親がダメ親でした。
無意味に抑圧的に子供を支配していたり、
金銭にだらしなく多額の借金をしていたり、
子供への愛情が根本的に欠落してるんじゃないか?
というような親に対して怒りの感情があって、無意識か意識的かわからないけれど、
自分という親の作品をワザと痛めつけることで親へ仕返ししていました。
昔ほどわかりやすい不良は現代ではいなくなりましたが、
暴力的な引きこもりという形で、昔と同じように親への仕返しをしているのだと思いました。
昔と違って困難なのは、昔の不良だったら外の世界へ向かって反抗する内に、出会った友人や知人から親以外の信頼できる人と出会い、
親への依存を断ち切って自立して更生する道が開かれていましたが、(そうなった友人も多い)
引きこもる形の反抗では、人との出会いが皆無なので、親以外の人と交流できないため、延々と親への憎しみを増幅させながら生き地獄を生きるしかなくなる…
例えネットで見知らぬ誰かと交流していたとしても、生身の人間との複雑で親密な交流とは比べようもありません。
パンダの子離れを例に挙げていましたが、
人間も全く同じで、子育ての基本は子供を自立させること。これに尽きると思います。
果たして、私の子育ては成功するか?失敗するか?
それは、今まさに自立し始めた子供達の今後の生き方を見て、判断するしかないのでしょうね…
それにしても、深い、深いなーー辻説法は。
やっぱり、読むのがやめられません。
(よっしーさん)
そういやまだ不良になった方がマシなのかもしれませんねー。
不良はドラマになったり歌になったりして一種の文化にもなったりしてたけど、ひきこもりは何にもなりようがない、一切無!
闇が深くて解決が難しい問題だと思います。