ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2019.5.26 12:21日々の出来事

表現の場としての「ゴー宣道場」

今日は「ゴー宣道場」の新音響システムのテストの日で、
会場に続々門弟門下生が集まり、テストなのに不思議な
盛り上がりを見せている。

ここまで来るのに人間関係のトラブルがあったが、
却って「ゴー宣道場」の結束が強くなって、関西でも
九州でも、門下生が独自の活動を始めているようだ。

「ゴー宣道場」の内部にまで侵入して、個人の表現意欲
を警戒し、嫉妬に駆られて足を引っ張る平等イデオロギー
を取り除いたら、抑圧されていた門下生の能力や活力が
噴出し始めたようである。

日本はもう終身雇用が崩壊し、年金も当てにならず、
中間層が消滅して、少子化も止められず、国力が衰退
する一方だから、アメリカの一国主義にすがるしか
ないという情けない状態になっている。

国家としては独立心を称揚する活力もないポチ外交を
テレビはお祭り騒ぎで報じるばかり。

もう個人の活力で道を切り拓いていくしかない。
幸い我々は『ゴー宣』の中で共有してきた共通言語を
持っている。
個と個を結びつけたり、磨き上げたりする表現の場を
持っている。

今日は「聞造会」もある。
わしは弱者のルサンチマンに冒されない「表現の場」
として、「ゴー宣道場」を活かしていきたい。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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