今日はアンチ殺到でお掃除に追われている
ライジング・コメント欄から、
「良貨」をご紹介します!
「激論!クロスファイア」を見ました。
番組を見ていて発言を聞いていて改めて思いましたが、八木秀次氏は、あれだけ知識があって、根っこのところでは自分の主張の矛盾を理解しているところもあるのではないのかな?と思えて来ました。
自分のプライドが邪魔して、自分の説の誤りを認められない、
もしくは、自分が男系固執の火付け役であるので、同じ説でメシを食ってる論壇村の世間の同調圧力で、自分の首を絞めていっている・・・このどちらかな感じがしてきます。
天皇陛下の公務についての考え方も、頷けるところはあったし(後奈良天皇の御言葉を上皇陛下や今上陛下が引用されていたところの話とか)、八木秀次氏自身が生前退位に反対であるにも関わらず、生前退位によって成された祝賀ムードについての理解も真っ当だなとおもいましたし。
男系固執・ロボット天皇論の矛盾、彼らの拠る所が実は既に崩壊してしまっていることが、改めて明らかになった番組だと思いました。
「神武天皇からの男系男子による継承」という根拠も、神武天皇の時代が「神話」からの「伝承」の時代の話で、それは史料批判に基づく「史実」の話ではない、ということ。
そして、番組の終盤で田原総一朗氏の方から話が出ましたが、卑弥呼とはどう違うのか、という話、これは結構重要だと思いました。
推古天皇の時代に、聖徳太子の外交によって、華夷秩序から脱し「天皇」という称号を初めて名乗り、持統天皇の時代に、法で明記された、
つまり、それ以前は「王(おおきみ)」だった訳です。
推古天皇以前の天皇は、まだ「天皇」ではなく、支那の皇帝に朝貢し、「王」の位を授かっていた、つまり、支那の属国下で、支那によって「王」と認められる存在であった訳です。
その点で言えば、卑弥呼もそうなります。「漢委奴国王」などもそうで、元は支那に朝貢していた豪族の長であった訳です。
では、何故、天皇陛下という存在が有難いことなのか、神話をルーツとする天皇ということ「だけ」ではなく、天皇陛下と国民との関係性、そこに日本の国柄そのものがあるからだと思います。
国民の分断を防ぐ為に、天皇陛下という御立場を務めて戴いておられる、それは決して国民の側から強制することなんて出来ない、
「やって戴いている」という国民一人一人の思いの大切さを改めて思います。
八木秀次が生前退位に反対する理由も、男系男子に拘る理由も、打ち砕かれています。
男系固執派も、焦っているのか、またいろんな屁理屈で奇策・詭弁を出して来ていますが、彼らが常識の海に沈むのは目前だと思います。
また、安倍首相がもし、女性天皇・女性宮家を認めれば、私も安倍首相を評価します。
公文書改竄事件・外交・国策と失点続きで、評価するところが全然無かった安倍政権ですが、憲法改正の機運を高めてくれた点は評価していますし、今後も盤石の体制で政権を続けて行きたいのならば、国民のごく少数、10数パーセントにしか過ぎないノイジー・マイノリティと共に沈没していく手はないでしょう。
(皿うどんボンバーさん)
安倍首相には、自分の熱狂的な支持者であった籠池夫妻を、都合が悪くなったと見るや紙屑のように放り捨てた非情さを、ぜひとも今一度発揮して、男系固執の支持層をポイ捨てしていただきたいと、切に願います!
もしそうなったら、捨てられた八木氏はどうするのか。その時はさすがに惨めすぎて、「ザマミロ」とも言えなくなっちゃいそうな予感がします。