朝刊をめくっていたら、データで見る平成というコーナーに
子どもが憧れる職業にも時代が反映されているという紹介が
あった。
「大人になったらなりたいもの」
【平成元年・男の子】
1位 野球選手
2位 警察官・刑事
3位 おもちゃ屋さん
【平成30年・男の子】
1位 サッカー選手
2位 野球選手
3位 学者・博士
【平成元年・女の子】
1位 保育園・幼稚園の先生
2位 お菓子屋さん
3位 学校の先生・看護師さん
【平成30年・女の子】
1位 食べ物やさん
2位 保育園・幼稚園の先生
3位 看護師さん
やっぱり、男の子はスポーツ選手に憧れるんだな。
野球からサッカーへというのは、確かに平成の現象だね。
私は子供の頃、お茶の間で野球中継が流れていた世代で、
現在は、目下10連敗中のベイスターズに落胆してますが。
平成30年の男の子の調査に「学者・博士」が入っているのは
ちょっと驚いた。
医学、化学分野で、次々と日本人のノーベル賞受賞者が出て、
注目されている影響かな?
iPS細胞の山中伸弥教授のようにメディアで活躍する博士も
いるから、憧れるんだろう。たしかにかっこいいもんね。
そして女の子は食べ物やさん、お菓子屋さん、保育園の先生、
看護師さんとやっぱり「女の子らしい」仕事に憧れるよなあ
と思った。
私も、小学校に入ると「ほんをかく人になる」と言って、
父親に「ご飯が食べられなくなるからやめときなさい」と
たしなめられていたけど、
幼稚園の頃は「ケーキやさん」「ピアノのせんせい」と言ってた
みたいだしね。
上野千鶴子氏の考え方で行けば、これは「性差別の結果」という
ことになるけど…
なでしこジャパンのように女子サッカーが注目されても、
やっぱり女の子は、日常的には料理やスイーツなんかに興味を
ひかれやすい傾向があるんじゃないかなと思うし、
人形を抱っこして「いいこ、いいこ」するのが好きなように、
人を世話してあげたいという気持ちを自然と持つのも、
女の子ならではの特徴なんじゃないかなあ。
同じ記事で、平成30年間のCDの生産がまとめられていて、
「ダイヤモンド/プリンセス・プリンセス」
「おどるポンポコリン/BBクイーンズ」
「ラブストーリーは突然に/小田和正」
「君がいるだけで/米米クラブ」
って、いや~平成初期がすでに懐かしいよ。
近頃、平成の名盤を掘り出してどんどん部屋でかけていて、
今はテイ・トウワの平成7年のデビューアルバムを鬼のように
聞きまくっている。
「Luv connection」
「Technova」
この2曲のお洒落感は24年も経ってるのに際立ってるわ。
クラブ世代の名曲。