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泉美木蘭
2019.4.25 10:02日々の出来事

中を見てしまうと・・・

昨日の生放送の中で、小林先生が資料としてお持ちになった
白川静「字統」のコピーを見た瞬間に、

(うわあ、これ私も欲しいなあ……)
と思ったんだけど、

「令」という文字が、神官が礼帽をかぶってひざまずき、
神意を承けるという様子から派生して、
「鈴」という文字には、神を降ろして神を送る時の楽器
という意味があるということが書かれているのを読んで、
ますます発情してしまって、
帰りの電車のなかで、
いつも画集や写真集を買っている、大型本に強い古書店の
サイトで「字統」の在庫検索をかけたら、
本体価格6,000円のと18,000円のが両方あったので、
分厚いほうが面白そうだと思って、18,000円版のほうで
注文入れちゃった。

ブログで「字統によれば…」と読んでいるときは、
へえ、そうだったのかと
思うだけなんだけど、
ああやって中を見せられちゃうとダメよね。

私にとっては、洋服を試着したり、野菜皮むき器の実演販売に
取り込まれるのと同じだから。

あと高森先生、
「徒然草気まま読み」に、門弟MLでリクエストがありまして、
第89段の「猫又」の話をぜひ、とのことですので、
来月の収録でとりあげましょう~。

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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