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泉美木蘭
2019.4.23 01:49日々の出来事

ライジングは、私から東大新入生のみなさんへの祝辞。

朝仕事があって、午後からライジングの原稿をはじめたら、
けっこう時間がかかった。
私なりの東大新入生のみなさんへの祝辞を書いてみた。
いつも感じる「性差別ありき」への違和感を、交通整理する
つもりで綴った。

原稿終わって、すぐ自転車にまたがって爆走。
ここしばらく店のオーナーが長期不在にしていて、
会計処理と閉店作業のために出かけなきゃならず、忙しい。

作業してまた自転車で爆走して帰宅したら、もう1時。
なんだか大変だけど、原稿終わったあと、爆走するのって
やたらと気持ちいい。
気温も過ごしやすくなってきたしね。

上野千鶴子氏の祝辞については、24日の生放送でも話したいし、
笹さんとの「淑女我報」でもテーマにしたいな。
あと、体罰が明治以降の西洋化と軍国主義の合わせ技だったという
話はすごく勉強になったので、それも生放送で話したいです。

きのうは、銀座で森山大道さんの個展へ。
超名作の数々が、ベタ焼きで見られて面白かった。
特に、ホルマリン漬けの胎児の写真シリーズ『無言劇』は、
ベタ焼きでもけっこうな凄さだった。
コピーブック売ってたから買いたかったけど、財布に1万円
しかなくて足りなかった。無念。

カメラマンの友人は、個展会場出たあと、
「なんかもう、うちら世代が思いつくことは、
ほぼほぼ森山大道にコンプリートされてしまってるし、
しかも80歳でいまだにギラギラしてて、まだ撮るぞって
感じだし、もうどうしていいかわからない」
と嘆いていた。
がんばって。
過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい、だよ。

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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