ゴーマニズム宣言2nd season 第2巻の
感想ご紹介です!
ゴー宣2nd2巻、4〜5日かけてじっくりと読み終えました。
まず装丁。表紙がシンプルでカッコイイ!紙の質感が好き。
それと、表紙と目次の間にある半透明の紙が、80年代に小学生だった自分にはビックリマンシールのヘッドみたいに見えました。「ゴーマンキング」みたいな(笑)
一巻も含めて、2ndの単行本の装丁好きです。
さて、内容ですが非常にバラエティに富んでいるのに、全体の纏まりを感じ、ページをめくって読み進めるのが楽しくてしかたありませんでした。
マンガを読む時のワクワク感、次が読みたくてたまらなくなるあの感じを最近のよしりん先生のマンガに強く感じます。
そして、少しづつ変化してたどりついた今の絵がとても心地よい線に感じます。
コラムページにも書かれていたように、かつてのゴー宣には少なからず、楽しさと共に先生の厭世観や苦しみ、激しい怒りや重さを感じることがありました。
過去のゴー宣はそれを乗り越えた人だけが読者として残っていく、稀有なマンガであったと思います。
しかし、今のゴー宣にはその重さが不思議と薄くなっているように僕は感じています。
そこにあるのは非常に軽やかな、躍動感と思想する事の喜びのように思います。
ネームは整理され、難しいテーマでも先生の説明がスッと頭に入って来ます。
特にパンドラの箱の中には、実は希望だけが残っていた話、日本人にはバカンスが向いてないという話、学問は学歴とは関係ないという話などなど、多く印象に残るセリフと絵があります。
そして先生が、実は明治憲法は天皇主権だったという箇所で、過去の自分の考えを間違いだったと謝罪された事、とても納得がいき、さすがよしりん師匠!
と敬意を禁じえません。
明治憲法も押し付けであり、我々はこれから本当に独り立ちせねばなりません。よしりん先生の弟子として、自分ができる事、現場で闘い抜きたい!
長くなりましたが、今のよしりんマンガは過去最高の絶頂期に達していると勝手に思っています。
先生、お体に気を付けて、これからも面白いマンガを連発してください。よろしくお願い致します。
(あきさん)
常に成長を続けているよしりん漫画!
ゴー宣2ndも、2巻より3巻、3巻より4巻と、絶頂期を更新していくことでしょう。
どうぞお楽しみに!