続々ご紹介!
FLASH4月30日号掲載
『よしりん辻説法』の感想です!
今週のよしりん辻説法を読みました。
『体罰肯定派』だった私ですが、考え方を大きく揺さぶられました。
「体罰という教育方法が西洋文化で、明治以前の日本には無かった」という事実は衝撃的でした。
そしてりか坊さんの欄外コメント「考えを変えたり、実体験を否定してもいいのだ」という言葉は胸に突き刺さりました。
私は子供の頃、父や兄、学校の先生や少年野球のコーチから殴られてきました。
でも当時も、それをうらみに思ったことはありませんでした。
その理由は
「非もなく殴る」
「誰も見ていないところで殴る」
「自らの支配欲の為に殴る」
そんなケースはただの一度も無かったからだと思います。
しかしながらそんな実体験に基づいて『体罰はしつけの為に必要である』と意見表明することは、共同体が崩壊してしまった現代社会においては、子供の虐待を助長させる結果に繋がると思うようになりました。
ところで、1563年に日本にやってきた宣教師が「我々の間では普通鞭で打って息子を懲罰する。日本では子を育てるに当たって、決して懲罰は加えず、言葉を以て戒め、六、七歳の小児に対しても七十歳の人に対するように、真面目に話して譴責する」と記しているのを見て、いつかのゴー宣道場で、小林よしのり先生が最前列の子供達に向かって『天皇の存在意義』について真剣に語りかけていた場面を思い出しました。
『心という目に見えないものを伝えるのに、言葉で無理なら殴って伝えるしかない』
それは、子供に対する態度として、野蛮で不誠実なことだと考えを改めたいと思います。
【子に過ぎたる宝なし】
この言葉こそ、公論の核かもしれないですね^^
(カレーせんべいさん)
昨日、ネットニュースで現在の少年野球が抱える問題を書いた記事を読みました。
https://news.yahoo.co.jp/feature/1304
以前は良しとされていたことも、見直しが迫られています。
問題提起をした横浜DeNAベイスターズ・筒香嘉智選手の
「自分が経験してきたことだけを伝えるから、いま問題が起きているわけです。指導者の方も常に同じように成長して、頭もアップデートされ、子どもたちのためになるような指導をしないといけないと思います」
という発言は、今回の「体罰」に対する考え方と、共通するものがあるのではないでしょうか?