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小林よしのり
2019.3.20 10:55日々の出来事

体罰はしつけではない。暴力である。

親の体罰を禁止する法律を作るようだが、罰則ありで
作って欲しい。
もう今の日本人は劣化が激しくて、子供の命を守れない。
民法の「懲戒権」も削除するべきだ。

体罰=暴力であり、「しつけ」という美名のもとに子供
への暴力を容認してはならない。
わしが体罰で育った最後の日本人でいい。

体罰が教育に必要だと、自己肯定で思っていたことは
間違いだった。
自分が大人になってみたら、妻にも恋人にも一回も手を
上げたことはないし、もし子供がいたとしても、体罰は
できなかっただろう。

体罰ができない自分には、子供を育てる資格がないと
思っていたが、とんでもない勘違いだった。

親の子供への体罰は、即・虐待である。
犯罪として処理して欲しい。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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