ゴー宣DOJO

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泉美木蘭
2019.3.14 11:35ゴー宣道場

消費税増税は本当にしてほしくないです。

昨日の東京新聞で「購読料値上げのお願い」を読んだだけで、
「えーっ…」とため息をついたような生活レベルの私は、
消費税増税は本当にしてほしくないと切に願っています。

世の中イケイケドンドンなのはIT長者みたいな人ばかりで、
普通の人は、本当に必要なもの以外は極力買わないでおこう、
少しでも出費を控えよう、外食はやめて節約しよう……それが
一般的な感覚なんじゃないでしょうか。

長く飲食店で働いてきて、経理処理や値段設定を話し合って
決めてきたりもしましたが、消費税が5%→8%に上がった際は、

苦渋の決断で価格を据え置いたことを思い出します。
この消費の冷え込んだ状態で、値上げしてしまったら、
日課として必ず外で飲食するという常連の人以外は、
ますます足が遠のくと恐れたからです。

それなら、店で増税分を被ったほうがましだろうと。
だけど10%になったら、もうさすがに被れないと思います。
同じような悩みや怯えを抱えているお店はたくさんあるんじゃ
ないでしょうか?
それが庶民の肌感覚だと思います。

なにより、「消費税」を上げて、それが本当に「国の借金」を
減らすことに結びついているのか? 疑問に思っていました。

次回、4月7日(日)のゴー宣道場は、消費増税反対を
掲げておられる京都大学教授の藤井聡先生をゲストにお招きして、

『日本経済は復活できるのか?』

というテーマで開催します。

生活に密着しているこの議論に、ぜひ参加してください。

応募締め切りは3月27日(水)です。

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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