ライジングコメント欄の
投稿をご紹介します。
カレー千衛兵さん、大変ご無沙汰しております。
以前、「道場掲示板」があった頃から、何度かお話しさせていただいたテーマについて、今日、自分なりの決断を下しましたので、ご報告させていただくことにしました。
件の「辺野古移設」県民投票に、私は「賛成票」を投じて参りました。
非常に悩ましい選択でした。ここで「賛成」の意を表することは、現政権に対して「やっぱり沖縄は、金で言うことを聞いてくれるさ」という誤った、というより都合の良いメッセージを発することになるのではないかと。
しかし、連日のように子供達の登校していく頭上を、我が物顔で飛んでいく米軍機を見ていると、やはり現実的に普天間基地を撤去しなければ、話は一歩も進まないと感じざるを得ませんでした。
ただこれは、日本の自主独立を目指す「ゴー宣」の精神から、反する行為だったかもしれません。
どうぞ、今日の私を「臆病だ」と笑って下さい。普天間を撤去するという目先に囚われて、辛抱できなかったのだと。わざわざ新基地を建設しなくとも、近く普天間基地は撤去され、我が国はアメリカに頼らずとも、自力で国土を守れるようになるはずなのに、と……。
締めくくりとして、賛成票が上回るのか反対票が上回るのか分かりませんが、いずれかではなく、「どちらも」沖縄の意思だということを、皆様にはどうか感じ取っていただきたい。賛成と反対、理想と現実、物理的な豊かさとプライド、……それらの間で揺れざるを得ないのが、沖縄だということを、私は強く言いたいと思っております。
繰り返しますが、どうぞ私を「臆病者」だと笑って下さい。そういう人が国民の大多数を占めた時こそ、我が日本が独立を回復する、まさにその時だろうと。……
(童人さん)
これを、間違った判断だとは言えないと思います。
特に、内地の人間が「間違った判断」なんて言うわけにはいきません。
沖縄の意思の一つとして、受け取りたいと思います。