ゴー宣DOJO

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泉美木蘭
2019.2.11 07:57ゴー宣道場

ゴー宣道場、お疲れさまでした

川上高司先生をゲストにお迎えしての「ゴー宣道場」、
日本を取り巻くリアルな現実について、専門家のお立場から
貴重な情報をたっぷりお話し下さり、大変勉強になった。
会場の雰囲気も、最初の基調講演から真剣に聞き入る様子で、
5時すぎの終了まで集中力が途切れることがなかったと思う。

北朝鮮が核を手放すわけがない。
改めて、そりゃそうだろうなと思った。自分が北朝鮮なら、
「とにかく『核』というキーしかない! これだけはなにが
なん
でも絶対に手放せるものか!」
と考えるだろうし、韓国がそんな北朝鮮と仲良くしたい、
そのほうが得だと思うのも当然だろう。そして、米国が
「とにかくウチにさえ着弾させなきゃいいから」
という程度にしか考えないのもよくわかる。

金正恩の一連の積極的な行動を見て、
「日本はカヤの外じゃないか!」
「否、独自に情報は掴んでいる! …はず!」
「米国と緊密に情報交換をしている! …はず!」
と、“議論”というより“蜂の巣をつついたような大騒ぎ”に
終始するしかない日本で、
どこまで「国防の危機」を正確に認識し、
「日本には主権がない。相当ヤバいぜ」と危機意識を持ち、
世界地図を頭に描きながら、未来を考えられるのか?

状況を理解している政治家がほとんどいないとのことで、
川上先生は、
「国民がひとりひとり考えていかなければ」
「もうゴー宣道場しかない」
と繰り返し言葉にされた。
実際に、議論に触れていく中で覚醒していくものだと
私は体感しているし、今後も「ゴー宣道場」という場の
重要性は、ますます高まっていくと思う。

次回、3月10日のゴー宣道場(大阪)石破茂氏登場!
タイトルはずばり「石破茂は何を考えているか?」だ。
絶対に見逃せない回! ぜひご応募を!

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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