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泉美木蘭
2019.2.2 15:38日々の出来事

ガスはガス屋、電気は電気屋がよかった

『サンデー毎日』で、俳優の佐野史郎さんが『アイララ』本のこと
書いてくださった。嬉しいな! ありがとうございます。

今日はあたたかい。
体調はかなり落ち着いたし、身辺も少しずつ穏やかに戻ってきた。
新しい部屋の整理も済んで、生活のなかの動作のパターンも徐々に
馴染んできた。
生活動作のパターンが出来るって、つくづく安心する。
キッチンで、いつものように手を伸ばした場所に菜箸があり、
いつものように足を踏み出した場所にゴミ箱があって…というのが
なかなか出来上がらなくて、ここしばらくじわじわストレスだった。
朝刊を読む場所も決まったので、すっかり落ち着いた。

母は、なんとイタリア製で象嵌細工が施された、猫足のものすごい
現代仏壇を見つけてきた。
「金仏壇なんて絶対無理」という母なので、そこそこ今風な仏壇の
写真を何枚か送ってあげたけど、どうしても「お洒落感絶対重視」
の方針だけは引き下げられないようだ。
母らしくてちょっと安心だ。
父は母とは完全に対照的で、全くお洒落には無頓着だったけど、
母が、新しいものや綺麗なものや珍しいものをいろいろ見つけて
来るのが好きだったみたいだし。
まだもう少し大きな手続きがあるので今月も三重にはこまごま
帰らなければいけないが、なんとかなると思う。

しかし、引越しして、電気とガスの自由化が、実はすさまじく
めんどくさい
と今回よくわかった。
自由化によってできた新しいプランで契約すると、料金が安くなる
という甘い言葉にひかれて、引越し前に一元化していたのだけど、
今回、ガス栓の故障個所があって、その修理手配をしてもらうのに、

「自由化でうちと契約されていないので・・・」
「この部分は〇〇ガスさんの所有物だからうちでできなくて・・・」
「まずは〇〇会社さんに連絡していただいてから・・・」

と、たらい回し、たらい回し、たらい回し!
修理の人に来てもらうまでに、どえらい時間と苦労がかかった。

ガスはガス屋、電気は電気屋にしとけばよかったよ。

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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