先日、出版社時代の節操のない友人たちと
久しぶりに食事会をした。
同じ編集部でバリバリ仕事をしていた
一人の友人が言った。
「こないだ父親から“論文”が送られてきてさあ、
憲法改正論議について自分の考えをまとめたって
いうんだけど、何度読み返しても意味がわかんない」
きた!
きたーーーッ!!
というわけで、日を改めて一人暮らしの友人宅に
集合。
お父さんの論文も持ってきてもらって、
彼女の問題意識も含めて、
鍋をつつきながら憲法談義。
憲法改正がなぜ必要か。
自衛隊はなぜ軍隊にしないといけないか。
紙に書きながら説明するんだけど、
自分自身のツメがまだまだ甘いことを痛感。
友人から鋭いツッコミが入る。
それでまたハッと気づいて、説明を加える。
あっという間に時間が経ってしまった。
「自衛隊を明記したって何も変わらないなら、
結局はさ、安倍さんが名前残したいから
改正、改正っていってるわけじゃん、
それはおかしいよね」
と友人は言っていたので、少なくとも
自民党の加憲案がどうしようもないものだって
いうことはわかってくれたようだ。
「軍隊=悪」という戦後日本の感覚も
おかしいだろ、と友人同士で話し出したので、
嬉しかったな。
ただ立憲的改憲の考え方まで
十分に説明するにはいたらず。
ふーーー、まだまだ難しい。
けど、ゴー宣道場での思考の軸が、
対話することで浮き彫りになっていく
この感覚、とても楽しかった。
『ゴー宣〈憲法〉道場(黒帯編)』を
彼女に渡したので、読んでくれるといいな。
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