「新しい歴史教科書をつくる会」の機関誌
『史(ふみ)』。隔月刊行で、このところ「平成を振り返る」というシリーズを連載している。1月号は第6回目。テーマは「皇室」だ。憲政史家で多数の著書をお持ちの倉山満氏と私が対談した。編集部が提案した企画だった。頷(うなず)き合うだけの予定調和的なやり取りではなく、逆にひたすら不毛に対立するばかりでもない、一風変わった対談になったのではないか。勿論、活字になっているのは実際の対談のごく一部。改めて記事を読むと、ホスト役の私が少し喋りすぎかと反省。又、いわゆる「保守系」知識人達への苛立ちがかなり露骨に出てしまった。ゲストとして対談に応じて下さった倉山氏に感謝。なお14ページ後ろから2行目の「協調」は「強調」の誤り。16ページ下段最初の行に、皇后陛下の御歌(みうた)を引用した部分が「中に いましき」となっている(結句の途中で1字明けている)のは、「 中にいましき」(結句の前で1字明ける)とあるべきだ。
他にも誤植があるかも。