やっと堤未果『日本が売られる』を読んだ。
読まなきゃとずっと思ってた本だ。
幻冬舎はウィキをコピペして記述した歴史本を誇らしげ
に売っているが、情けない限りだ。
万世一系だから素晴らしいと言いながら、王朝交代説を
支持しているという、日本の歴史を全く分かっていない
記述まである歴史本らしい。
そんな本を大量に売る幻冬舎だが、『日本が売られる』は
良書だ。これは100万部売れてもいいと思う。
しかし、これを読むと血管ブチ切れそうになる。
悪名高い水道法改正は2011年、東日本大震災当日に、
民主党政権がPFI法改正案を閣議決定したらしい。
水道管の修理などは自治体(税金)と企業で折半して、
利益は企業が丸儲けという「コンセッション方式」は、
この時生まれたようだ。
くそくらえ――――――!
2017年、トランプ大統領がTPP離脱を宣言すると、
その日のうちに自民党は「種子法廃止」を閣議決定した
という。
売国奴が―――――――!
2018年、日欧EPAで日本が8項目で関税ゼロを約束
したために、日本では国産牛乳が消える恐れがある。
わしは国産牛乳が大好きなんじゃぞ――――――!
どの項目も次々に腹が立って、民主党だろうと、自民党
だろうと、グローバリズムで国を売る売国奴政権しか、
存在しないのだ、この日本には!
この本は読んだ方がいい。
日本人なら読むべき本である。