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高森明勅
2018.12.29 13:03皇室

陛下のお風邪が心配

天皇陛下がお風邪を召しておられる。
 
「天皇誕生日」より前からなので、
長引いておられるようだ。
 
12月25日の大正天皇例祭は
「お咳を伴うお風邪の症状がおありのためお取りやめ」
(宮内庁)になった。
 
掌典次長が「ご代拝」。
 
そうした中でも、ご執務(25日、28日)、
外国大使の信任状奉呈式
(26日、タジキスタン、オマーン)、
ご進講(26日、外務省総合外交政策
局長)、拝謁(27日、外国への赴任大使)、
お茶(27日、赴任大使夫妻)などを、
平常通り務めておられる。
 
年始には特に行事が立て込む事になる。
 
心配だ。
 
陛下の1日も早いご快癒を祈り上げる。
高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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