12月21日、大島衆院議長は福岡での講演で
「皇統」への危機感を率直に表明された。「大事な問題は、永続する皇室を今後どのように作っていくか。この宿題が我々の中にある。政治の場にある」と。天皇陛下の退位特例法の付帯決議で「女性宮家の創設」について検討が求められている事にも触れた。来年10月の「即位礼正殿の儀」
終了後を念頭に、安定的な皇位継承について「政府、国会ともに日本の国の姿の1つとして
政治の場で結論を出さなければならない課題が残っている」と、
真剣な議論を促した。もう待ったなし。政府・国会は手を携えて、皇位の安定的な継承を可能にする皇室典範の改正に向け、あらゆる知恵を結集すべきだ。
来年は間違いなく極めて重要な年になる。