昨日深夜、立憲民主党公式ツイッターは古谷経衡のデマ記事を紹介したツイートを削除した上で、以下の謝罪文をツイッターに投稿しました。
〈「現代ビジネス」に掲載された古谷経衡氏の記事「ネットを徘徊する怪物『差別的デマ』は、いま誰を餌食にしているのか」を党公式アカウントがリツイートした現在論争中の案件について、不適切なツイートを行なったとの認識に至りましたので、ツイートを削除することにしました。〉
〈公式アカウントは様々な論説を紹介する方針で運営しています。とりわけ差別問題は多角的に考えるべき喫緊の課題だと認識しておりツイートさせて頂きました。しかし後日、記事の表現が公式で扱うには不適切ではないかというご指摘を頂きました。関係者含めご迷惑をお掛けしたことをお詫びいたします。〉
「現代ビジネス」に掲載された古谷経衡氏の記事「ネットを徘徊する怪物『差別的デマ』は、いま誰を餌食にしているのか」を党公式アカウントがリツイートした現在論争中の案件について、不適切なツイートを行なったとの認識に至りましたので、ツイートを削除することにしました。
— 立憲民主党 (@CDP2017) December 12, 2018
立憲民主党の報道・団体交流担当部長・坂上隆司氏からも、私宛てに謝罪のメールが届きました。
ようやくここまで至ったのは、様々な方法で立憲民主党に抗議の意思を伝えて下さった方々や、福山哲郎幹事長にこの件を質問し、ネット記事に描いてくれた及川健二さんなど、皆様のお陰です。
本当にありがとうございました。
もっとも、本音を言えば不満もあります。
記事の何が「不適切」だったのかもわからないし、迷惑をかけた「関係者」とは誰だったのかもわからないから、立憲民主党が小林よしのりに関するデマを拡散したことを謝罪するという、公的な責任を果たすには不十分だと言わざるを得ず、事情を知っている人にしかわからない、私信に近い謝罪になっています。
しかも、「記事の表現」が不適切というのでは、記事の内容や事実認識には間違いがないけれども、書き方がよくなかったと言っているようにも取れます。
とはいえ、早速この件に関して、ネトウヨは立憲民主党の失態だと喜んで騒いでいるし、ネトサヨは「小林に屈するのか!」と突き上げて騒いでいるし、右からも左からも攻撃されて、立憲民主党も苦しいところなのでしょう。これで精いっぱいなのかもしれません。
しかし、今回ツイートを削除して謝罪したことは、結果的には立憲民主党にとってはいいことだったと思います。
そうでなければ、これで私の中では立憲民主党への完全失望率は100%になるところでした。
同じように思っていた人は、決して少なくなかったはずです。
これでもし立憲民主党が本気で立憲的改憲に取り組むならば、また応援することが出来ます。
今回、応援して出さった皆様に、改めて感謝します。
さて、これでデマ屋・古谷経衡の追及に集中することが出来ますね。