ゴー宣DOJO

アンケート
2018.11.21 08:34

第77回「ゴー宣道場」アンケート回答1

11月11日(日曜)京都にて、第77回「ゴー宣道場」が開催された。
テーマは「『戦争論』以後と憲法9条」である。
基調講演は笹幸恵さんが自分の旧日本軍兵士たちへの取材体験を交え、思い入れたっぷりに話してくれた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆笹さんのお話は戦争論に始まって、おじいちゃんたちの戦争体験の話、卑怯者の島につながるというお話、どれも印象的でした。
「君たちは奴隷か? 私たちは奴隷と戦ったつもりは無い」というイギリス人の話は、全ての日本人に今も尚、つきつけられていると感じました。
(愛知県・37歳男性・高校教師)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
自虐史観・日本悪玉史観の左翼たちは、イギリス人の言葉に何も感じないのかね?
「私たちは奴隷です」と言うのかね?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆笹さんでよかったと思いました。
それぞれの「戦争論」があるが、“おじいちゃん”たちの肉声を聞いてきた笹さんの実感のこもった感想に共鳴しました。(セクハラ攻撃にもめげず→笹さんエライ)
あれから20年、独立が最高の価値というよしりん先生の悲願がますます遠のいている現状にまず暗然としました。
(兵庫県・61歳男性・囲碁教室経営)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「奴隷の平和でいいもん」と居直る国民ならいずれ滅ぶな。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆笹師範の話に大学生の頃読んだ想いを重ねて拝聴しました。
〈戦争〉が絶対悪であり、〈平和〉至上主義が当然だった当時、「戦争論」は第一に〈戦争〉について多角的・多面的に捉える視点を与えてくれました。
第二に、生きるうえで尊重に値する価値とは何かを考えさせられました。
第三に、個人にあっては自分で判断すること、国家にあっては独立して主権をもつこと、これを地続きで考えさせてくれる一冊でした。
そのことを様々な旧日本兵の方々のエピソードをまじえて語っていただけたと思います。ありがとうございました。
(京都府・39歳男性・小学校教員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
すごく良い感想だと思う、これ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆小林先生の本→「ちゃんと読んでくれている人がいない」
同感です。
しかし先生の本はニーチェと同じで(哲学書と同じ)読む力が必要です。
20代で読んだ時の感覚、30代で…そして40歳を迎えて少し感覚が違います。
様々な本を300冊以上読まないと「自己」が確立しないとも言われた事があります。
自己が確立しないうちに読むと誤読してしまいます。
(滋賀県・40歳女性・会社役員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そうなのかもしれんが・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆人間の闘争本能についての話にはうなずきました。
今日同伴の息子と娘は漫画の「北斗の拳」が好きだし、血沸き肉躍る感覚になったり、お祭り感覚や楽しさは人間にとっては否定できないものです。
極限状態だからこそわかりえる感情や物語への希求を、人間は捨てられないと思います。
(奈良県・44歳女性・調剤事務)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
人間の本性から目を逸らしていても仕方がないよね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆「卑怯者の島」のお話が出て嬉しかったです。
小林師範のご本の中で、一番好きなご本なので。
いまだかつて、こんなに人間臭い本があったでしょうか。
あらゆる本の中で、もう別格だと思います。
自分は、矢我隊長のように潔く生きて死にたいです。
(東京都・41歳女性・看護師)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これほどまでに理解してくれる女性だっているわけだからなあ。
希望がないことはない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆戦争論で変わらなかった部分として、ムラ社会が挙げられていましたが、(泉美先生も言及された)藤田嗣治と現在の安田純平の件はまさにムラ社会の犠牲者の典型例だと思いました。
また、戦争論は、真の民主主義国家になるための書であると確信しました。
(岡山県・21歳男性・学生)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
戦争論は、真の民主主義国家になるための書・・か。
21歳でここまで言える者もいるんだから捨てたもんじゃない。
一方に『戦争論』を悪魔の書のように思い込んでる者もいるのだから、開きが大きすぎる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆私は、「戦争論」を検証本(ファクトを積み上げた本)だとは思わなかったし、今も思っていない。
第一義的には物語りであり、やはり大東亜戦争肯定論だと思う。
ファクトチェックや検証は、祖父達の視線から見た当時の世界観(当時共有していたと事後的に想像し得る物語り)を描き切るために、極力実証的な描き方が必要になっただけだと思う。
つまり、同書は、事実を伝えたかったというより、事実を語れなかった人達(語らせてもらえなかった人達)の気持ち(思い)を伝えたかった作品だと、私は思う。
その気持ち(思い)とは、「あの戦争は正しかった」であり、レッテルで言えば「大東亜戦争肯定論」だと思う。
戦争論を読んだ夏に、実家の祖母(大正3年生まれ)に、「おばあちゃん、あの戦争終わった時、どう思った?」と聞いたら、「悔しかったよ」とむせんでいた。
(大阪府・43歳男性・自営業)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なかなかの分析だ。
祖父たちの心情を憑依させて描いた
のが『戦争論』だからな。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆いつも思うのは、よしりん先生を批判する右や左の論客は本当に日本の事を真剣に考えているのでしょうか?
自分のムラを守るのが先で、どうすれば日本が本当の独立国家になれるのか、主権を回復できるのか考えないのでしょうか。。。それがいつも不思議です。
現実を見れば、ヒサンな状況はわかるはずなのに何を勉強してきたのか腹がたちます。
(大阪府・42歳女性・事務)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いいなあ、女性がこういうナショナリズムを基底にした憤りを吐き出すのは心強い。
映画「チャーチル」の電車内の庶民のような爽快感がある。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆設営隊が以前よりも格段に活性化していたことに驚きました。
リーダーの方が優れたリーダーシップをとられているのだろうと思います。
また設営隊として参加されている方々一人一人がやりがいを感じているから、行き届いた道場運営ができているのだと思います。
とても良かったです。ありがとうございました。
(静岡県・42歳男性・旋盤工)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
本当に最近の設営隊の団結力は「ゴー宣道場」の誇りだな。

 

次回の開催予定

INFORMATIONお知らせ