明日は京都で「ゴー宣道場」、テーマにわしの『戦争論』と、
『戦争論』以後の日本の状況と、憲法9条信仰を論じなけ
ればならないと思っている。
左翼界隈では「『戦争論』がネトウヨを生んだ」という説が
強く、それどころか「『戦争論』が安倍政権を生んだ」と
思っている者も多い。
一方で、イラク戦争に反対し、皇統問題で、女性天皇もあり
としたことで、小林よしのりは保守論壇のタブーとなり、
ネトウヨの敵となっている。
『戦争論』以降、自虐史観がもはや受け入れられない時代
になり、愛国心を表明すると右翼扱いだった時代は確かに
過去となった。
韓国の「反日」を絶賛して受け入れる日本の風潮もあった
のだが、今やそんな態度をとっている者は極左イデオロギー
の者しかいなくなった。
分断されていた戦前と戦後のタテ軸が繋がり、祖父の代が
悪人ではなくなった。
学校で「君が代」を歌うのもタブーではなくなったし、
自衛隊差別もなくなった。
『戦争論』以前と以後で変わってしまったことは色々ある。
だが、まだ変わらない重要なことがある。
それは明日の議論の中で明らかにしよう。