トランプが大統領になって自国第一、保護主義を訴えた
とき、グローバリストはみんな眉をひそめていた。
わしは、橋下徹とテレビで一対一の対決をやって、
自国第一、保護主義を擁護して圧倒した。
トランプ自身の人格は誰だって嫌いだろうが、保護主義
の政策には理があると言ったのだ。
今現在の世界情勢を見ているか?
ブラジルで第二のトランプとも言われるボルソナロが
大統領選で勝利し、ドイツでも移民反対の保護主義を
唱える右派政党が躍進し、ついにメルケル首相が辞任
する意志を固めたようだ。
トランプ大統領は南米から押し寄せる移民を食い止める
ために、軍隊まで出動させるという。
軍隊は大げさだと思うが、選挙向けのアピールなんだろう。
グローバリズム、自国の産業・自国の雇用より、世界を
市場にして儲けよ、もはや人・モノ・カネは国境を超える、
移民バンザイと言っていたグローバリストは、この反動を
単なる悪しきポピュリズムと見て、非難するか?
イギリスのEU離脱も愚民に国民投票させたせいだと、
高みから嘲笑するか?
人類皆兄弟のヒューマニズム・グローバリストは、現在の
世界情勢を極右の台頭と悪しざまに論評するのだろう。
わしは当然の反動だと思うけどな。
なお、安倍政権は左翼からは極右と思われているが、
自由貿易擁護のグローバリズム支持だから、世界の潮流
からは一周遅れである。