ゴー宣DOJO

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第79回 2019/2/10(日)14:00

テーマ:「国防のリアルと憲法の矛盾」

  • 第79回「ゴー宣道場」アンケート回答1

    2月10日(日曜)「防衛のリアルと憲法の矛盾」と題して、第79回「ゴー宣道場」が開催された。 ゲストは国際政治学者の川上高司氏である。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆川上先生の話を聴いて、日本の状況は極めて深刻であると同時に対米自立を果たすチャンスでもあるということがよく分かりました。 アメリカにも中国にもロシアにもこびへつらうくせに愛国者ぶる安倍政権とそれを支持する御用学者・ネトウヨに強い怒りを覚えます。 外国の属国であることに恥ずかしさを感じない日本の世論を変えるのは非常に難しいと思いますが、小林先生の「昔と比べて空気は変わってきた」との発言に希望を抱きました。 (神奈川県・23歳・公務員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 言いやすくなって言ったってしょうがないんだよ。 同調圧力が強くて、言ったら馬鹿扱い、悪党扱いされるときに言い続けていなければ無意味なんだよ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆「主権が無い」という状況は、自分とは無関係な、遠い、どうでも良い状況ではなく、国民一人一人につきつけられた、耐えがたい状況である事を、再認識させられました。 (東京都・49歳男性・会社員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 主権がないことに怒らないなら、沖縄の基地問題をあれこれ言う資格はないし、同情してるふりは止めるべきだ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆日本の「公」を考える上で、世界地図を見るということも大切だと思いました。 大河ドラマで、日本の戦国時代を扱うときは、よく日本地図が出てきます。 また、幕末・明治維新を扱うときは地球儀が出てきたりした記憶があります。 やはり、視野を広くして、世界の中での日本の「公」についても思考していくべきことを再確認できました。 (埼玉県・41歳男性・司法書士) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ わしは朝鮮半島の統一はないと見ている。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆「御用学者だったんだけどやめました」にはウケました。 御用学者は保身のために国を危機に追い込むのでその英断に拍手です。 「護衛艦」が守っているのは「アメリカの」空母。 トランプ大統領の今は米軍全部撤退の最大のチャンス!というのは激しく同意です。 事あるごとに知り合いに語っています。 いつまでアメリカに占領されなければならないのか。 何故この状態で動かないのか。 希望はゴー宣道場だけですか… (東京都・52歳男性・自営業) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 米軍全部撤退しても構わないのだが、そのためには憲法改正して、「戦力」を持つことを明記しなければ。 米国と一体化するための憲法改正ではなく、日本が自主独立していくための憲法改正をせねば。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆アメリカが、日本が核保有してもいいと思っている、日本はアメリカにとって防衛線でしかない、日本は弾が足りずヤラれた後にアメリカが登場する…全てビックリ情報でした。 川上先生の辺野古の話が衝撃的でした。 アメリカは沖合を提案していたのに、辺野古を要望したのは日本。 アメリカは沖縄から出てもいいのに、離さないのは日本。 実質的に辺野古は使いにくくいらない、など。 (東京都・47歳男性・会社員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 沖縄は米軍にとっては相当にありがたい基地なんだと、わしは推測するがな。 思いやり予算や、地位協定など、他国に駐留している米軍よりもはるかに好待遇だから。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆質問の方の「お上にまかせて、決めちゃえば?」というのは今の日本人の精神をよく表していると思いましたが、国民が「自主独立」の精神を持つようにならなければ意味ないですね。 たくさん議論する場や言論の自由がなければいけないと思いました。 (神奈川県・37歳女性・会社経営) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 日本人はお上に決めてもらうしかないのかもしれないと、最近わしも思うようになってきた。 その際、国民の一部として、どのようにお上と連携するかが問題になるが。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆私は元来、スイスのような武装中立が良いと思っていて、最終的にはそれを目指すべきだと思います。 しかし、中国の数の力に対抗するなど、中立が難しければ、必要最低限の米軍は駐留させてもいいのではないかと思います。 現在の野党では、政権交代には程遠く、立憲的改憲を打ち出せる様子でもないので、石破茂に首相になってもらい、核武装を決めてもらっても良いのではないかと思います。 (東京都・22歳男性・学生) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ こういう意見、いいなあ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆日本が米国から独立する上で中国と手を組む事も選択肢にあるとの事ですが、全球化を進める中国との交渉はともすれば併呑されかねない危険を持つと考えます。 自衛隊を戦力として格上げして、抑止力を持つ必要があると思います。 (栃木県・36歳男性・会社員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ わしも全く同じ意見。中国と手を組むはないな。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆南北朝鮮が統一し、身近に核の脅威がせまれば、国民の意識は短期間で一変すると思う。 ただこのような外圧による変化は気分的なもので、真の自主独立には結びつかないとも思う。 (千葉県・54歳男性・福祉法人職員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 南北朝鮮統一は絶対ないな。 あれは韓国が戦争を恐れてるだけ。 北朝鮮はアメリカを騙してるだけ。 アメリカが結局何もできない腰抜けだったということがはっきりしただけ。 イラクの次は北朝鮮を潰してくれると言っていた親米・従米ポチ君たちが、大間違いだったということが証明されただけ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆エドワード・スノーデンが証言した日本の発電所などにアメリカがマルウェアを埋め込んでいるのが事実との話は、衝撃的でした。 川上先生がそのように認識されているということが分かりました。 (神奈川県・49歳男性・会社員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ わしは根拠と目的がはっきりしない話は考えない。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆核武装について、国民がもっと真剣に考えないといけないと感じ、主権がとても大事だと思いました。 とにかく、憲法を守れば平和というステージは終了したのではと思います。 全体的にシビレる議論でした。 (群馬県・42歳男性・看護師) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 核武装は安上がりで対等になれる唯一の手段。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆川上先生はやはり、日米同盟をベースに考えているのだと思います。 それでいて国際情勢が変わってきているので我々も準備が必要だとおっしゃっていたと思います。 それも大事ですが、国際情勢とは関係のないところで、自主独立をめざす気概も必要だと思いました。 (神奈川県・45歳男性・会社員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 主権がなけりゃ、民主主義国家にもなれないのだし、個人が親離れして自分の足で立って、生きていくのと全く同じです。 一身独立して、一国独立すです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆政治家に自主防衛を論ずる人が居なくなっていることにショックを受けた。 沖縄基地問題を考えれば登場する議題であるハズなのに誰も考えてないということでしょうか? 世界のパワーバランスが変化している今こそチャンスという言葉に元気づけられた。 (東京都・54歳男性・無職) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今こそチャンスと言われて、我々は一体何をすればいいのだろうね?  
  • 第79回「ゴー宣道場」アンケート回答2

    2月10日(日曜)「防衛のリアルと憲法の矛盾」と題して、第79回「ゴー宣道場」が開催された。 参加者のアンケート回答の第2弾です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆今の日本は主権がない状態であり、主権がないということは、この国がまともでないということを表しているので、やはりきちんとアメリカの言いなりにならないように、自分達で国を守るということをしなければいけないと感じました。 (神奈川県・32歳男性・無職) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 全くその通りで、そのためには本当はまず憲法改正なのです。 それは国民の国家に対する決意表明のようなものであり、これがなければ、主体性のある他国にずるずる妥協して行くしかありません。 ほとんどの国民が、それを分かっていない。 食っていければ奴隷でもいいとする、自己正当化のルサンチマンから脱しない限り、一身独立して、一国独立すは達成できません。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆現状、日本人が従米属国状態であることに無自覚、主権のない非独立状態であることを直視しない(政治指導者が逃げるのだから、国民は余計見なくていいと自ら思い込んでいる)。 何故主権回復が必要なのか分かるように(聞く耳をもつように)語るタイミング、説明する人が必要と感じました。 「突破口が必ずある」「この15年が勝負」「我々世代に責任がある」に勇気づけられました。 (東京都・49歳男性・会社員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ よく分かっているな、この人は。 本当は国会議員が国民を説得するべきなのですが、その能力がない人たちばかりだから、わしは説得の言葉を磨き続けたいと思っています。 「ゴー宣道場」で、みんなで説得の言葉を鍛え上げましょう。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆ショックだった。中曽根総理時の「日本列島不沈空母論」を思い出しました。 海自現役時に、なぜ対潜哨戒機が100機も必要であるのか?疑問であったが、後年、元外務官僚の本に、アメリカへのソ連原潜による攻撃を防ぐためと書かれていたのを目にした時納得できた。 そんな事がリアルに続いているのか…と。 川上先生の話の中で、海自がアメリカより絶対離れられない旨うかがった時、まさにそうだと感じた。 まさかF35を載せるようにする日など、考えもできないことであった。 新しく思考する上で、今日は大変参考になりました。 (神奈川県・55歳男性・会社員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 自衛隊がアメリカの傭兵部隊として完成することを、今の国会議員は望んでいるのでしょう。 特に安倍首相はね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆保守たちの自主防衛のコストの高い低いの議論自体が理解出来なかった。 必ずすべきことなら、そのコストをどう捻出するのかの議論になるのではと不思議に思った。 (東京都・47歳女性・会社員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ その通りです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆今後の世界の軍事情勢を聞くにつれ、人類のコントロールが利くかどうか危ういレベルになっていると思った。 終末時計は5分前を示しているというが、零時を指した時に何が起こるか空恐ろしくなった。 それでも地球は回っているだろうが… (神奈川県・72歳男性・無職) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 世界中が劣化していく最中です。人類は進歩しない。 せめて日本人だけでも賢くなろうと考えればいいのに、劣化する世界の指導者に従属してればいいやとしか、考えないのだから困るのです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆川上先生は米軍を追い出すのには反対のようですね。 確かに米軍基地が日本にあるメリットはあるとは思いますが、どこか中途半端に感じました。 そんな最初の段階で妥協点を決めて、本当に自主防衛に進めるのかは疑問です。 でももしかしたら、その方が民衆に訴えるには有効なのかもしれません。このあたり少し迷います。 (神奈川県・44歳男性・エンジニア) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 改憲派の自称保守も、護憲派のサヨクも、米軍は要らないというと恐がるんです。 恐がる日本人のために、今のところは米軍に居てもらっても構わないと言うしかないんですね。 本当は、米軍なしでは亡ぶ国なのなら、亡ぶしかないんですけどね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆米国を番犬として使うというのは難しいですよね。 日本が米国のお座敷犬かと思ってました。 何とか使えるかぎり米国をうまく使いつつ自主独立を勝ちとり、周辺各国とのバランスをうまくとりながら、自らの力で立てる国になれるようになりたいです。 (神奈川県・53歳男性・会社員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 親に依存するニート君が、親をうまく使いつつ、独立することができるか? そこまでしたたかな政治家がいれば嬉しいが。 わしの場合は、とりあえず親の家の相続を放棄して、家から出たからな。 一身独立して、一国独立すだから。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆最後の質問に考えさせられました。 私も貧乏なので極端に右に傾いたり、左に傾いたり、権力に媚びたりしてしまいそうです。 設営隊の方々が親切で、ユーモアもあり、初めての参加でもリラックスして道場に入る事ができました。 (東京都・35歳男性・無職) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 設営隊の印象が「ゴー宣道場」の印象を象徴している。 設営隊は楽しみながら「公」を身につけた者ばかりだ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆「言いたい事を(自由に)言っていたら生活が成り立たない」という意見には共感もできたが、自由にモノを言えなくなったら病気にもなってしまうとも思えた。 私も、言いたい事が言えずガマンしてしまう事が多い方だと思うが、どうしてもという時は感情というか、自由に言わなければいけないと「体が勝手に」言い放つようなこともある。 (茨城県・42歳男性・高齢者介護) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ すごいな。「体が勝手に言い放つ」、見事だ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆ゴー宣道場始まった頃から、1度でいいから参加したいと思っていました。 ゴー宣は家でも読めるし、勉強は自分でするものだと考えていますが、とにかくよしりん先生を生で見たかったのです。 しかし30代はバタバタすることが多く、いつも参加は見送っていました。 おぼっちゃまくん世代の私ですが、ゴー宣は戦争論からです。 読書習慣の無かった私が社会問題に興味を持ちつづけられているのは先生のおかげです。本当に感謝しています。 サラリーマンとして生きていると、言いたいことを言わないで空気よんで、という生き方になりがちです。 でも、常に「公」の気持ちを持って日々の生活に戻ります。参加させてもらえて本当に良かったです。 (東京都・39歳男性・会社員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ サラリーマン生活が空気読んでになりがちだからこそ、「ゴー宣道場」は世間の顔色を見ない公論の場にしなければならない。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆石破さんに期待をするしかないのかなと思いつつ、関西ゴー宣道場のゲストと聞いて同伴者を広く募ってみました。 将来の総理候補が来るとなると、たくさん来すぎて大変なのではと思ったのに、ほとんどの人から興味がないと返事が来たのがものすごいショックでした。 国民のレベルが本当に心配です。 (兵庫県・54歳女性・会社員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「ゴー宣道場」に参加している人たちは凄いと思うよ。 いたずらに選民意識を植え付ける宗教的手法で言ってるんじゃなく、全方位的に「公」に関心を持つ人は圧倒的に少ないと思う。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆“食いぶち”のお話は非常にわかりやすく、同時に恐ろしいことだと思いました。 つまりお金のためなら、子供たちの将来は不幸でも良いということです。 でも私自身、経済的に将来不安がない訳ではなく、他人事ではないかもしれません。 とにかく、今日・明日ではなく、次世代・次々世代先の事を気にかける人であるためにはどうすればよいのか、考えたいと思いました。 (大阪府・41歳女性・会社員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 素晴らしいなあ。近視眼的な幸福ではなく、長期的な視野で物事を考える人間の方が生き残れるのは当然なんですけどね。  
  • 第79回 国防のリアルと憲法の矛盾

  • 第79回 語らいタイム

2月10日(日曜)開催の「ゴー宣道場」は、『国防のリアルと憲法の矛盾』と題して、国際政治学者の川上高司氏を迎えて議論します。

韓国のレーダー照射事件によって日韓関係は最悪の状況にあり、本来、北東アジアは日米韓の連携が取れていなければならないのに、韓国の「反日」アイデンティティーが安全保障の重大な阻害要因になっている。

米国がこの仲裁を嫌がっているのは、明確に「韓国が悪い」と言えないからだろう。

ロシアとの北方領土をめぐる取引にも、日米地位協定で、日本の領土のどこにでも米軍基地を作ることができるという規定が阻害要因になっている。

タレントのローラが辺野古基地反対の署名を20万人分、集めたからといって、ホワイトハウスの一存で辺野古基地の建設を取りやめたら、日本国の主権が侵されたことになるが、悪しきポピュリストには「国家主権」など、まったく関心がない。

北朝鮮も核放棄を本気でする気があるのかどうかも怪しいし、実際、交渉を長引かせてトランプ政権の瓦解を待つ気なのかもしれない。
核保有国を諦めるなんてとても信じられない。

中国が北朝鮮の核放棄を望んでいるとも思えないし、中国にしてみても、日本は米国の属国なのだから、北朝鮮の核が米軍基地をにらんでいる状況の方が得だと思うはずだ。

北東アジアに厳しい緊張関係がある中、憲法で「戦力」規定も作らずに、内閣法制局の解釈改憲で誤魔化している日本国民の堕落はどうしようもない。

この現実を国際政治学者・安全保障の専門家である川上高司氏がどう見ているのか、ぜひとも聞いてみたい。

応募締め切りは1月30日(水曜)である。
あと3週間!
2月10日までに韓国との関係性もどうなっているかわからない。
生々しい緊張感の中で「ゴー宣道場」が開催されるぞ。
ぜひ応募しよう!

 

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