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小林よしのり
2018.10.22 21:53日々の出来事

地味な服でも見つかるのはなぜ?

最近行ったレストランでは、店に入るなり、一つのテーブル
の客からぎょっとされ、もう一つのテーブルの客からも
気づかれた。
わしはその間のテーブルに案内されてしまい、食事の間中、
聞き耳を立てられ、何度も振り返ってまで女性から見られ
るので、落ち着いて食っていられなかった。

別の日には、担当りか坊と、打ち合わせの待ち合わせをした
場所で、一人の女性から声をかけられ、サインをねだられた
ので、カバンをりか坊に預けてしてあげたのだが、
「大学時代からの大ファンです」と言う。
そのサインをしている様子を見て、また別の女性に発見され、
今度は写メをねだられて撮った。

もうテレビに出てないのに、やけに発見される。
「SPA!」の威力で発見されるのか?
こんなに発見されると、ちゃんとした服装をしておかねば
ならないし、わしを嫌いな人間にも発見されているのだ
ろうから、外出が難しくなる。

最近は「地味な服、地味な服」と妻に指示して、地味な服
で出かけることが多くなった。
いやだなあ、本当は派手な服の方が好きなんだけどなあ。
しかし地味な服でも見つかるから、困ってしまうのよ。
わしの顔って、そんなに特徴のある顔なんだろうか?

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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