ミス日本コンテストの本番では水着審査がある。
近年、この種のコンテストでの水着審査には、逆風も吹いているようだ。イデオロギー的な反発があるらしい。これについて、主催者側の導入講義で興味深い説明がされていた。「うちは水着審査もやります(キッパリ!)。着物審査、ドレス審査と共に大切な審査です。しかも、ミス日本コンテストでは内面の美しさも大切な評価基準になっていますが、水着審査ほど、本人が健康な日常生活を送っているか、弛んだ日常生活を送っているか、その人の内面が如実に表れる審査は無いんです(キッパリ!)」と。なるほど。水着姿にその人の内面が一番表れる、か。そんな風に考えた事はなかった。でも言われてみると、確かにその通りかも知れない。私も海水パンツ1つにされたら、だらしない日常が丸出しになるだろう(勿論、そんな姿を誰も見たくないに決まっているが)。むやみに水着審査を批判する者達こそ、逆に若い女性の美しい水着姿を、専ら“猥褻な視線”でのみ見ているのではないか。…と、偉そうに言う私自身も、これまで猥褻な視線で水着姿を見ながら、鼻の下を伸ばして、断固肯定していただけだったかと
反省。