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笹幸恵
2018.9.25 17:58日々の出来事

『新潮45』休刊

『新潮45』が休刊になった。
編集担当者さんからの電話の着信があって、
やっぱりそうか・・・と思った。
杉田水脈擁護企画の記事について、
9月21日には、「あまりに常識を逸脱した
偏見と認識不足に満ちた表現」だと
社長声明が出されていたし。

今日、休刊が決定したとのこと。
「部数低迷に直面し、試行錯誤の過程において
編集上の無理が生じ、企画の厳密な吟味や
十分な原稿チェックがおろそかになっていた」
とお知らせ文がHPに掲載されているんだけど、
要するに反朝日、反リベラル、反左翼なら
なんでもござれ、それが売れる、
売れているから文句ないだろ、ということだったんだろう。
なるべくしてなった論壇誌の末路なのかもしれない。

それにしても炎上の元となった小川榮太郎氏、
痴漢を例に出し、これを擁護してLGBTをバッシングしたくせに、
自身のフェイスブックでは、誤読だ、読解力がないと周囲を批判、
挙句に「私への誹謗中傷のツイートが余りにも組織的、
司令塔なしに不可能なレベル」
「異常な圧力がなかったかどうか、言論の自由のために
本格的な取材で暴く必要がある」などと、陰謀論に走っている。

大丈夫か?






笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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