ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2018.9.21 10:23日々の出来事

コネよりも真実だ

藤岡信勝が杉田水脈を擁護したのは実に腹立たしい。
詭弁を使う奴と思われたからだ。
これで「新しい歴史教科をつくる会」の名にも傷がついた。
それどころか慰安婦問題も詭弁だと思われかねない。
真実を追求したいのか、運動それ自体が目的なのか、
そこが問題だ。

杉田水脈は「つくる会」の理事をしているから、擁護
したのだろう。
仲間は嘘ついてでも助けるというのは、わしの流儀とは
違う。
わしは「コネ」よりも、「真実」を選ぶ。

だから「ゴー宣道場」に来てくれた者でも、一旦、評価
した者でも、間違っていると思ったら、また批判する。
わしのこのような態度を、右派でも、左派でも、
「小林よしのりは仲間を裏切る」と解釈する。

馬鹿馬鹿しい。
わしは仲間だろうが、権力者だろうが、マイノリティだ
ろうが、一切関係なく、「王様は裸だ」と言わずにお
れない性格なだけだ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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