♪俺の、俺の、俺の話を聞けええ~! 2分だけでもいい~
久しぶりにクレイジーケンバンドの『タイガー&ドラゴン』を聞いてる。
産経新聞の「北海道地震 初のブラックアウト 全295万戸停電なぜ」という記事が、「泊原発が動いていないから北海道はこんなことになった」と言わんばかり。
例のごとくネトウヨ達が煽られて、
「やはり原発が稼働してないとダメだ!」
「泊原発が稼動していて火力への一極集中が無かったならブラックアウトしてなかった」
「最大の原因は民主党政権だ」
「民主党と反原発派のせい」
などなど、“俺たちのリアリズム”でバカなことばっかり言っている。
どうして「震源地が泊原発直下だったら」とか想像しないんだろう。
10年経っても20年経っても、停電が起きたら「民主党政権のせいだ」と言い続けるつもりなんだろうか。
というか、「それしか言えない」なんて、不幸だ……。
立憲的改憲の議論では、たびたび「テーマ」を掲げてそれにもとづいて議論することの必要性が語られてきたけど、やっぱり全体のテーマより「俺の話を聞け~!」のほうが重要な人のほうが多いのかなあ。